横浜市営地下鉄(グリーンライン) 川和車両基地 車両搬入

「グリーンライン」は、2008年(平成20年)3月に開通予定の、横浜市交通局が運営する地下鉄。2007年(平成19年)7月に完成した川和(かわわ)車両基地で「市営地下鉄(グリーンライン) 川和車両基地 車両搬入」の見学会が開催されました。
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神奈川県の横浜には現在、「ブルーライン」と呼ばれる市営地下鉄の、高速鉄道1号および高速鉄道3号がひとつの路線として営業しています。高速鉄道2号は、計画の段階で廃止。
工事中の高速鉄道4号は「グリーンライン」という愛称で営業されます。

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開通すると、中山から日吉までの約13.1kmが10駅、約21分で結ばれることになります。ブルーラインとは、センター南駅とセンター北駅にて乗り換えが可能。グリーンラインの開業により、横浜市の北部を中心とした、首都圏西南部の鉄道による交通網が充実します。
川和車両基地は、グリーンラインの車両を留置・検査・修繕・管理する施設。約6ヘクタールの敷地の地下には、鶴見川の水位が上がった際の遊水地が設けられている、珍しい構造となっています。編成された車両が収まる大きな検修庫では、定期的な検査や修理が行われます。
photo photo photo photo photo軌道と呼ばれるレールの下には空間がとられていて、車両の床下を点検できるようになっています。
車両基地の奥で、車両の搬入が始まりました。
10000系と呼ばれる車両は、神戸で製造され、トレーラーで運搬。約26トンの車体は2台のクローラークレーンで吊り上げられ、台車の上に乗せてひとつの車両となります。
photo photo photo photo photo約1時間30分の間に車両が2両、完成しました。連結された後、牽引されていきます。
photo車両を洗浄するための機械も見ることができました。車両基地には検修庫のほかに、総合事務所、気吹庫、転削庫など、多くの施設があります。
photo photo photo photo photoグリーンラインの車両は、耐食アルミニウム合金製のリニアモータ車両。軽くて強く、急勾配も走行できる設計になっています。
車両のデザインはカッティングで行われ、塗装をしないことにより、地球への環境が考慮されています。
開業に必要な15編成、60両の車両は、2008年(平成20年)2月までに搬入される予定です。
photo川和車両基地から見える緑色の橋梁は、以前、市営地下鉄(グリーンライン)中山〜日吉間 恩田川シールド トンネルウォークでも見た鶴見川の上流に位置する谷本川を渡るためのものです。
車両の搬入を観ることができ、非常に意義のある機会となりました。横浜市が、グリーンラインによってさらに発展することを期待します。

公式:横浜市交通局 市営地下鉄
関連:ラジエイト – 市営地下鉄(グリーンライン)中山〜日吉間 恩田川シールド トンネルウォーク