中神立体 昭島3・4・9号 開通記念式典

昭島3・4・9号は、開通が急がれる多摩南北主要5路線のうちのひとつです。
JR青梅線との立体交差部である中神立体を含む区間が完成したことを祝い「昭島3・4・9号 開通記念式典」が2008年(平成20年)5月31日に昭島市立富士見公園南側特設会場で行われました。

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多摩南北主要5路線は、東京都の多摩地域の南北を結ぶ5つの道路です。
東京外かく環状道路と圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の間に、「調布保谷線」「府中清瀬線」「府中所沢・鎌倉街道線」「立川東大和線」「八王子村山線」の、南北5つの道路の整備が進められています。東西を結ぶ「青梅街道」「新青梅街道」「五日市街道」「江戸街道」「奥多摩街道」「新奥多摩街道」などに比べ、南北を結ぶ道路は整備が遅れています。

多摩南北主要5路線で一番西側に位置する「八王子村山線」が、中間にあるJR青梅線と立体交差(アンダーパス)する中神立体を含む昭島都市計画道路3・4・9号の約780メートルの開通により、多摩南北主要5路線の中で初の全線開通となりました。これにより、八王子市大和田町と武蔵村山市本町とを結ぶ約11.5km全線が開通することになります。

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武蔵村山市本町側から八王子市大和田町側へと歩いてみることにします。

片側1車線の道路のわきに歩道が用意されています。立体交差の部分では、歩道が高くなっています。

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トンネル部の上部には、JR青梅線が通っています。

トンネルの中央部には、水位検出計が備わっていました。

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大雨の際に水位を検知し、一定の高さに雨水がたまると通行ができなくなります。

武蔵村山市側から八王子市側へと抜けると、江戸街道との交差点へと到着します。

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折り返し、今度は八王子市大和田町側から武蔵村山市本町側へと歩いてみることにします。

車道の幅は2車線で8.5メートル、歩道の幅は片側に3メートルずつ、確保されています。

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事業期間は1991年(平成3年)から2010年(平成22年)、総事業費は約60億円です。

10時より開通記念式典が始まります。
主催者の東京都建設局長、昭島市長など、およそ300人が出席しました。開会の辞・主催者挨拶・工事報告・来賓祝辞・来賓紹介・橋銘板(きょうめいばん)の揮毫(きごう)者への感謝状贈呈・テープカットと進みます。

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立体交差部に取り付けられた「中神立体」の銘板3枚の文字を書いた、昭島市立昭和中学校の生徒3人へ賞状が贈呈されます。

雨天のために見送られる予定だったくす玉開披の直後、渡り初めとなるパレードが行われます。

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パレードは式典会場の前から、JR青梅線方面へ車で通行します。ここにて「中神立体 昭島3・4・9号 開通記念式典」は終了となります。

中神立体の上には、JR青梅線が頻繁に運行しています。

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パレードが終わると、一般に車道が開放され、自由に歩くことができました。

隠されていた道路標識が次々と姿を表し、車の流れが変わりはじめます。

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八王子村山線の全線開通により、多摩地域の南北ルートのアクセス向上や、周辺道路の渋滞緩和が期待されています。

公式:東京都建設局