日本橋(架橋100年)橋洗い

日本橋は、東京都中央区の日本橋川にかかる、中央通りの橋梁です。
2011年(平成23年)7月31日、日本橋を洗うイベントとして「日本橋(架橋100年)橋洗い」が行われました。

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1603年(慶長8年)、徳川家康により架けられた、初代の木造りの日本橋(にほんばし)。火災による消失と架け替えが繰り返され、1911年(明治44年)、現在も使われている石造りの橋が架けられました。
2011年(平成23年)、架橋100周年を迎えた現在の日本橋は、第二十代目となります。

日本橋は毎年7月に、道路を封鎖して美化に努める「橋洗い」が行われています。41回目となる今回は、2011年(平成23年)7月31日に行われました。

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日本橋は、国道である中央通りに架けられた橋梁です。真上に通る薄い緑色の壁面は首都高速道路の高架で、日本橋ではありません。

日本橋は、日本における国道の起点とされています。
首都高速道路の中央部分には「道路元標地点碑」が設置されています。

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日本橋の中央には「日本国道路元標」が埋め込まれています。

橋洗いで使用されるブラシは約500本、用意されています。

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日本橋川へ投入される、河川の洗浄を促す「EM団子」は約4,000個、用意されています。

11時30分より主催者・来賓の挨拶が始まります。

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日本橋浄化セレモニーとして、EM団子が投入されます。

日本橋「橋洗い」の作業が開始されます。日本橋が舞台となる映画「麒麟の翼」に出演している松坂桃李さん、菅田将暉さん、竹富聖花さんも橋洗いをしていました。

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駆けつけた熊本県のイメージキャラクター・くまモンもがんばって(?)橋洗いです。

消防庁の放水による洗浄が始まります。

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道路の中央にあり、普段は触れることができない日本国道路元標も、参加者によって徹底的に洗われます。

移動しながらの放水に、子どもだけでなく大人も歓声をあげざるを得ません。

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日本橋が少しずつきれいになっていきます。

子どもたちは、放水のための貯水プールへも入っていました。

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首都高速道路にかかる銘版も、放水により洗われます。

東京国道事務所の散水車による仕上げ洗浄が始まります。

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これにより、日本橋「橋洗い」は終了となります。

2011年(平成23年)4月3日、日本橋の橋詰に「日本橋船着場」が完成しました。全長20メートル、幅6メートルの浮桟橋型。水域を有効に活用し、江戸の風景をよみがえらせるためにつくられました。

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船着場に隣接する通称「滝の広場」にはこれまで、河岸としての名称はありませんでしたが、このたび「双十郎河岸」と名づけられ、13時45分より記念碑セレモニーが行われます。

歌舞伎役者の、坂田藤十郎さんと市川團十郎さんが、屋形船の屋上に乗って登場します。

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坂田藤十郎さんは主に西方で、市川團十郎さんは主に東方で活躍されています。

日本橋の橋上には、多くのファンが「山城屋!」「成田屋!」といった熱いかけ声を送ります。

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日本橋船着場へ到着すると、歓声がますます大きくなります。

主催者・来賓の挨拶が始まります。「双十郎河岸」は、二人の十郎からとって命名されました。

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坂田藤十郎さんは「東京での船乗り込みは藤十郎襲名以来。またやらせていただいて本当にありがたい」と挨拶。

市川團十郎さんは「1660年に初代が生まれて以来、江戸の役者として日本橋は非常に縁が深い。藤十郎さんとご一緒に、記念すべき行事に参加させていただいてとても嬉しい」と挨拶。

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石碑除幕が行われ、周囲は大きな拍手に包まれます。

この後、COREDO室町にある日本橋三井ホールにて、市川團十郎さんによる「助六由縁江戸桜」と坂田藤十郎さんによる「藤娘」が「日本橋架橋百周年記念公演」として披露されました。

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日本橋の架橋100周年にあたる今年は、約1,500人の人々により橋が洗われ、双十郎河岸の記念碑セレモニーにより盛大なイベントとなりました。

公式:東京国道事務所