圏央道(稲敷IC~神崎IC) 稲敷東ICいーなフェスティバル~絆/圏央道・TONEGAWAウォーキング

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は、首都圏中心部から半径約40km〜60kmの位置に環状として計画されている、延長約300kmの高速道路です。
2014年3月29日、圏央道の一部となる稲敷IC~神崎ICの開通に先立ち、稲敷東ICで「圏央道(稲敷IC~神崎IC) 稲敷東ICいーなフェスティバル~絆」、神崎ICで「圏央道(稲敷IC~神崎IC) 圏央道・TONEGAWAウォーキング」が行われました。

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茨城県と千葉県をつなぐ圏央道の、稲敷IC(いなしきインターチェンジ)~稲敷東IC(いなしきひがしインターチェンジ)~神崎IC(こうざきインターチェンジ)の延長10.6kmが、2014年4月12日15時に開通します。

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圏央道により茨城県と千葉県が繋がります/国土交通省関東地方整備局 より引用/クリックすると拡大します

今回の開通区間は茨城県と千葉県をまたぐため、自治体ごとにイベントが開催されます。茨城県側の稲敷東ICでは「稲敷東ICいーなフェスティバル~絆」、千葉県側の神崎ICでは「圏央道・TONEGAWAウォーキング」が、それぞれ行われました。ウォーキングできる範囲は共通で、稲敷東IC~神崎ICの4.6kmとなっています。

稲敷東ICいーなフェスティバル~絆は、稲敷東ICをスタートして、神崎ICもしくはその途中で自由に折り返し、稲敷東ICでゴールします。折り返し地点により、3kmコース・7kmコース・8kmコースの3つが用意されています。仮装コンテストも行われます。
圏央道・TONEGAWAウォーキングは、神崎ICをスタートして、稲敷東ICもしくはその途中で自由に折り返し、神崎ICでゴールします。折り返し地点により、4kmコースが用意されています。

茨城県側の稲敷東ICいーなフェスティバル~絆として、スタートの稲敷東ICへ向かいます。
開通前のため、圏央道の入り口を示す案内標識は文字が隠されています。

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稲敷東ICの料金所を通ります。

料金所を過ぎると、圏央道への分岐となります。右は今回のイベントの会場となる神崎IC・成田方面、左は稲敷IC・常番路自動車道に接続する、つくば方面です。

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神崎ICより先は建設中となっています。

圏央道の本線を、稲敷ICから神崎ICへと向かうと、稲敷東ICの出口があります。

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出口を進むと、稲敷東ICの料金所へ向かうことになります。

9時過ぎ、スタートセレモニーが始まりました。

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社会人の硬式野球チーム・茨城ゴールデンゴールズの選手が参加し、片岡監督が宣誓します。

9時25分頃、稲敷市長や茨城ゴールデンゴールズの選手を先頭に、稲敷東ICいーなフェスティバル~絆のウォーキングが始まりました。

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圏央道の本線を、神崎ICへと向かいます。

同じ頃、千葉県側の圏央道・TONEGAWAウォーキングでも、セレモニーが始まりました。

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ご当地キャラクターが揃い、盛り上がります。8時40分から13時まで順次、神崎芸座連・門戸竜二ミニステージ・開会式典・佐原ウインドアンサンブルステージ・ご当地キャラPRタイム・オミザイルステージ・閉会宣言が行われました。

神崎ICへ進みます。
圏央道の本線、稲敷東ICから神崎ICへと向かう「外回り」となります。

横風注意の標識です。この日は実際に強い横風が吹いていました。

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神崎ICの出口まで3kmの地点です。

稲敷東ICから約1.5km進むと、3kmコースの折り返し地点があります。神崎ICの出口まで2.5kmの地点となります。
ステージやメッセージボードなどのストリートエリアが用意されています。

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神崎ICに向けて、カーブとなっています。

「186」との表示があります。圏央道がすべて開通した際の、茅ヶ崎JCTから186kmの地点となります。
外回りは右上に小さく「外」と表記されています。

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稲敷東ICいーなフェスティバル~絆と圏央道・TONEGAWAウォーキングの参加者が、すれ違う際にお互いの手を高く上げてぶつけ合うハイタッチエリアが用意されています。

神崎ICの出口まで1kmの地点です。利根川を渡ります。

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利根川の中央で、茨城県河内町から千葉県神崎町へと入ります。

稲敷東ICから約3.5km進むと、7kmコースの折り返し地点があります。神崎ICの出口まで0.8kmの地点となります。
茨城県と千葉県の首長が挨拶する県境ステージが設置されています。

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神崎ICの出口まで500mの地点です。

神崎ICが見えてきました。圏央道・TONEGAWAウォーキングの参加者が、神崎ICから稲敷東ICへと向かい始めます。

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稲敷東ICいーなフェスティバル~絆と圏央道・TONEGAWAウォーキングの、参加者の先頭がすれ違います。

神崎ICの先は、下総IC〜東関東自動車道と接続する大栄JCTとなり、建設が進められています。

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10時過ぎ、圏央道・TONEGAWAウォーキングのウォーキングが始まりました。

稲敷東ICから約4km進むと、8kmコースの折り返し地点があります。神崎ICの出口となります。

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神崎ICは、ご当地の食べ物の販売を中心に、多くの出店で賑わっています。

神崎ICの料金所を通ります。

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料金所を過ぎると、国道356号に接続します。右折すると香取・神崎方面、左折すると柏・栄・成田空港方面となります。

折り返し、神崎ICから稲敷東ICへと向かいます。

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圏央道・TONEGAWAウォーキングのスタートが設置されています。

神崎ICへ進みます。
圏央道の本線、神崎ICから稲敷東ICへと向かう「内回り」となります。

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案内板が設置され、稲敷東ICまで4km・稲敷まで11km・つくばまで38kmの地点となっています。

「188」との表示があります。圏央道がすべて開通した際の、茅ヶ崎JCTから188kmの地点となります。
内回りは右上に小さく「内」と表記されています。

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利根川を渡ります。

利根川の中央で、千葉県神崎町から茨城県河内町へと入ります。

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利根川を渡る橋は、川の上が渡河橋、陸の側が高架橋となっています。

ハイウェイラジオここからの表示板が設置されています。

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神崎ICから約2km進むと、4kmコースの折り返し地点があります。折り返すか進むかは自由に決めることができます。

稲敷東ICの出口まで2kmの地点です。

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ストリートエリアでは、ステージでi-tonesによるライブ演奏が行われ、メッセージボードにたくさんのメッセージが書き込まれています。

本線には非常駐車帯が’あり、非常電話が設置されています。

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稲敷東ICの出口まで1kmの地点です。

稲敷東ICの出口が見えてきました。

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稲敷東ICいーなフェスティバル~絆のメインステージでは、真龍太鼓が演奏されています。9時25分から12時30分まで順次、東中学校吹奏楽部・舞えど連・江戸崎囃子連・江戸崎音頭小唄保存会・真龍太鼓・幸縄会・大声大会・仮装コンテスト表彰が行われました。

稲敷東ICでも、ご当地の食べ物の販売を中心に、多くの出店で賑わっています。

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稲敷東ICの出口です。圏央道の本線を直進すると、稲敷IC・常番路自動車道に接続する、つくば方面となります。
稲敷ICより先としては、「圏央道(阿見東IC〜稲敷IC) 稲敷ICスマイルフェスティバル」が、2009年3月14日に開催されました。

稲敷東ICの料金所を通ります。

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料金所を過ぎると、県道103号江戸崎下総線に接続します。右折すると龍ケ崎・江戸崎市街方面、左折すると河内方面となります。

ここにて「圏央道(稲敷IC~神崎IC) 稲敷東ICいーなフェスティバル~絆/圏央道・TONEGAWAウォーキング」は終了となります。この日、 稲敷東ICいーなフェスティバル~絆は約2千人、圏央道・TONEGAWAウォーキングは約4千5百人がイベントを楽しみました。

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今回の開通により、「広域ネットワークの形成」「災害時の道路ネットワークの強化」「観光の支援」「医療圏域の拡大」などの効果があります。

都心に用事のない、通過するだけの車が約6割もある現状を打破するための圏央道。CO2の削減など、最終的に自然環境を守るという観点からも、順調な整備が期待されています。

写真提供(「圏央道・TONEGAWAウォーキング」のセレモニー):ごんべー様

参考:3環状(圏央道・外環・中央環状)「東京を変える道路・首都圏を変える道路」