国道129号 戸田交差点立体化・新東名高速道路 厚木南IC(仮称)接続区間整備 工事現場見学会

戸田交差点は、神奈川県を通る国道129号と県道22号横浜伊勢原線の交差点です。
2016年(平成28年)11月11日、戸田交差点立体化の完成に先立ち、戸田交差点で「国道129号 戸田交差点立体化・新東名高速道路 厚木南IC(仮称)接続区間整備 工事現場見学会」が行われました。

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神奈川県の南北主要の道路となっている国道129号と、南北主要の道路となっている県道22号横浜伊勢原線が交わる戸田交差点では、慢性的な渋滞が発生しています。
神奈川県では、戸田交差点付近における交通の安全と円滑化を図るため、立体化事業を進めています。

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国道129号は戸田交差点の近くに、新東名高速道路と接続する厚木南IC(あつぎみなみインターチェンジ)が整備されます。

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戸田交差点の立体化事業に併せて、国道129号から厚木南ICの料金所までの接続区間についても、神奈川県が整備を進めています。

見学会の参加者は、本厚木駅が最寄りである神奈川県厚木土木事務所へ9時に集合します。今回は、約40人の希望者全員が参加できるように調整されました。

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戸田交差点立体化についての説明を受けます。

県道22号の地下に国道129号を通す、アンダーパス方式が採用されました。これにより地上での立体交差と比べて、景観が守られ、騒音を抑えられるというメリットが生まれます。整備される新東名高速道路の高架を避ける必要もあります。

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片側2車線で、車の速度は60Km/hに設定されています。歩行者や自転車は往来できません。2000年より事業が始まり、供用開始は2017年3月の予定となっています。費用は約180億円です。

戸田交差点立体化のみの見学会の予定でしたが、神奈川県厚木土木事務所とNEXCO中日本の尽力により、新東名高速道路の厚木南IC(仮称)接続区間整備も見学できることとなりました。
用意されたバスで戸田交差点へ移動します。

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国道129号の上には横切る形で、新東名高速道路へのランプと本線の高架が整備されています。深緑色の高架が本線です。

立体化する国道129号の戸田交差点は、掘割部とトンネル部で構成されています。
掘割部は、擁壁を北側に約158m、南側に156m構築されました。

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トンネル部は、約186mのボックスカルバートが埋め込まれています。
トンネル部をつくるにあたり、ダンプカーで約1万3千台分となる約6万8千㎥の土砂が搬出されました。

重要な路線である国道129号と県道22号を通行止めすることなく、工事が進められています。
前日の雨で水が溜まっていますが、問題はありません。

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今後は、アスファルトの舗装やトンネル内の照明を設置されます。

徒歩で移動して、新東名高速道路の厚木南IC接続区間へと向かいます。

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昇降階段を昇って、新東名高速道路の本線へ移動します。

厚木第二高架橋に設置された仮設の高台の上から、新東名高速道路の本線を臨みます。東京方面へ向かう上り線となります。

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先は、海老名南JCT(えびなみなみジャンクション)です。海老名南JCTでは、圏央道と新東名高速道路が接続することになります。

厚木南ICの全体平面図です。

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本線の北となる左側には、新東名高速道路と国道129号の接続区間があります。

接続のランプの反対側には、厚木南ICのランプの整備が進みます。

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整地されている付近には、厚木南ICの料金所が設置されます。

新東名高速道路の本線の、名古屋方面を臨みます。供用されている御殿場JCT(ごてんばジャンクション)までつながります。

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厚木第二高架橋ができるまでを示した図です。

高架橋は、U桁リフティング架設工法が採用されています。断面がU形になっているコンクリート桁を、架設ガーダーで橋脚に近い位置へ吊り上げて、一括で架設する工法です。従来の施工方法に比べてコストダウンや工期が可能になります。

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高台に近づくほど、最終の工程となります。間近では床版コンクリート打設が進んでいます。

「国道129号 戸田交差点立体化・新東名高速道路 厚木南IC(仮称)接続区間整備 工事現場見学会」はここまでとなります。

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戸田交差点と厚木南ICの接続区間整備により、これまでの渋滞が解消されることに加え、開通する新東名高速道路とのスムーズなアクセスが可能となります。

参考:国道129号「戸田交差点立体化」及び「厚木南IC(仮称)接続区間整備」事業の紹介