国道357号 東京港トンネル(東行き) シールド機貫通

一般道路

国道357号は、千葉県千葉市から神奈川県横須賀市までを結ぶ一般道路です。
2017年2月10日、「国道357号 東京港トンネル(東行き) シールド機貫通」が報道機関に公開されました。

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国道357号は、神奈川方面(大井側)から千葉方面(台場側)へ向かう東行きにおいて、途中の東京港を通る箇所が整備されていません。通るためには迂回するか、首都高速道路を使用します。

東京港トンネルの延長は約1.9kmです。シールドトンネルは東行きが約1.3km、西行きが約1.5kmとなっています。

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首都高速道路のトンネルの外側に、国道357号のトンネルをつくります。写真の左側の点線が示す、千葉方面(台場側)から神奈川方面(大井側)へ向かう西行きは、2016年3月26日に開通しました。

都立潮風公園の一角に、東京港トンネルPRラウンジがあります。東京港トンネルの工事について詳細を知ることができます。

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東京港トンネルは、シールド機と呼ばれる筒型の掘削機で造られました。前面のカッターを回転させて掘削し、同時にセグメントと呼ばれる壁を組み立てます。

シールド機が貫通した千葉方面(台場側)のたて坑へ移動します。東京港トンネルの換気塔が建っています。

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東京港トンネルの到達たて坑があります。貫通したシールド機を地下で解体し、細かくした部品をクローラークレーンでたて坑から回収します。

地下に降りると、貫通したシールド機があります。シールド機は、外径12.2m、機長11.37mあります。2016年7月12日に発進して、約7ヶ月で貫通しました。

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シールド機は今後、架台に押し出され、約2ヶ月かけて解体されます。

中央にわずかに残っている青色の塗料は、掘削する前に全体が青色だった名残です。今回の掘削は、シールド機に負荷が大きくはなかったとのことです。

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掘削したシールドトンネルの上には土が約7mあり、海面までは約24mあります。首都高速道路との離間は約17mとなっています。

たて坑の側面では、壁を挟んで整備が進みます。トンネルが完成すると、2車線の車道が整備され、下部には緊急時の避難通路が設けられます。

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ここにて「国道357号 東京港トンネル(東行き) シールド機貫通」は終了となります。

国道357号の東京港トンネルが完成することで、以下のような効果が期待されます。
・都市の再生
・都市部の生活環境の改善
・広域交流と物流効率化の支援

東京港トンネル(東行き)は、2018年度の開通予定です。

参考:川崎国道事務所:かわこく