首都高速道路 横浜北線 トンネルウォーク

首都高速道路の横浜北線は、横羽線と第三京浜道路を結ぶ高速道路です。
2017年(平成29年)3月11日、首都高速道路横浜北線の開通に先立ち、新横浜出入口付近と岸谷生麦出入口付近の2つの会場で「首都高速道路 横浜北線 トンネルウォーク」が行われました。

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横浜北線は、横羽線の生麦JCT(なまむぎジャンクション)と第三京浜道路の横浜港北JCT(よこはまこうほくジャンクション)の延長8.2kmを結びます。2017年(平成29年)3月18日16時に「[K7]高速神奈川7号 横浜北線」という名称で開通します。

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横浜市の交通ネットワークの骨格を形成する横浜環状道路の北側に位置することから「きたせん」とも呼ばれます。横浜北線の延長線上には、東名高速道路と接続する横浜環状北西線も建設が進んでいます。

トンネルウォークは、新横浜出入口付近の「新横浜会場」と岸谷生麦出入口付近の「岸谷生麦会場」の2つの会場で、10時から16時(最終入場15時)まで行われました。参加希望者は、事前に希望する会場と入場する時間帯を決めて応募します。それぞれの会場が1万人に達し次第、受付終了となります。

●新横浜会場
横浜市営地下鉄ブルーライン北新横浜駅より徒歩約10分の新横浜出入口から横浜北線の本線へ入り、約4kmウォーキングできます。

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亀の甲橋交差点より新横浜入口へ進むと、トンネルウォーク(新横浜会場)入口があります。2層になっている横浜北線の先には、第三京浜道路と接続する横浜港北JCTがあります。

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電光掲示板には
「横浜北線がキタ! 横浜北線を歩けるのは今日だけ!」
「トンネルウォークへようこそ! 横浜北線がキタ!」
と交互に表示されています。
開通前のため、入口の案内標識はシートで覆われています。

路面には、新横浜出入口Aランプの0km地点を表す「新横A.0」が示されています。

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ゲートを通過すると、分流箇所があります。左方向は湾岸線方面となる横浜北線の上り線へ向かうランプ、右方向は第三京浜方面となる横浜北線の下り線へ向かうランプとなります。

湾岸線方面へ進みます。
上部には、横浜北線の本線の大熊川トラス橋があります。全長158mで、上層が上り線、下層が下り線となります。

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左側の車線は、横浜北線の上り線から新横浜出口へ向かうランプです。
新横浜トンネルへ入ります。

右へのカーブで約180度回転します。トンネルを抜け、やや上りの左へのカーブがあります。

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新横浜入口の料金所です。先は、横浜北線の上り線への合流箇所となります。

横浜北線の上り線です。延長約5,900mの横浜北トンネルに入ります。

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トンネルウォークの受付があります。紙袋に用意された資料やグッズを受け取ります。

コースマップが手渡されます。

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横浜北線の、上り線に設置された入口から下り線に設置された出口まで進むコースです。

ライトアップ・カウントダウン展示です。カウントダウンは、開通までの日時が掲示されています。

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ライトアップは、横浜北線のロゴマークと横浜北線を示すK7のマークが弧を描いています。

はたらくクルマ展示です。首都高速道路で使われている車両に乗車できます。

■首都高パトロールカー
落下物や事故などの緊急事態にいち早く駆けつける頼りになるオールラウンダーです。

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■首都高標識車
交通規制が必要な工事のとき安全を確保するために、標識を使ってお知らせします。

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■首都高ウニモグ
いろいろな道具を付け替えられるお掃除のスペシャリストで、トンネルや壁の掃除が得意です。

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■特殊消防車両

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■ホメパト(TOYOTA86)
首都高の交通事故を減らす「東京スマートドライバー」プロジェクトの象徴である、褒めるパトカーです。

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スタンプラリーが用意されています。トンネル内で8つのキーワードを集めると、プレゼント抽選に参加できます。

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ブース展示コーナーがあります。港北区役所・よこはまウォーキングポイント・サーキュレーション首都高・ETC2.0・株式会社タカラトミーのブースが並びます。

横浜北線紹介コーナーがあります。トンネル防災設備紹介コーナーでは、横浜北線の防災設備を知ることができます。
ジェットファンです。火災発生時、煙が避難の妨げにならないよう、車道部の空気の流れを調整します。

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スピーカーラジオです。事故や火災など発生した際、緊急放送でトンネル内へ情報を伝達します。

テレビカメラです。約100m間隔で設置されています。映像は常に管制室で確認が可能です。

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自動火災検知器です。約25m間隔で設置されています。火災時に発生する赤外線を自動的に検知し、管制室にいち早く通報します。

非常電話です。約100m間隔で設置されています。簡単な操作で管制室と通話ができます。

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消火器・押しボタン式通報装置・泡消火器です。約50m間隔で設置されています。通報や初期の消火で使用できます。

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初期の消火は無理のない範囲でお願いしたいとのことです。

すべり台式非常口体験です。

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横浜北線の避難通路は、道路の下部に確保されています。非常の際には、すべり台式非常口で道路の下へ移動して、地上出口まで避難します。
すべり台式非常口は、首都高速道路では横浜北線にて初めて採用されました。

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横浜北トンネルでトンネルで火災に遭遇したら、
・安全を確認して、速やかに停車します。
・車は道路の左右どちらかに停めて、中央は緊急車両のために空けます。
・エンジンを止め、キーを車内に残して近くの非常口から避難します。
・非常口のすべり台を使い、道路の下部にある避難通路を通り地上へ移動します。

すべり台で道路の下部にある避難通路へすべり降ります。

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避難通路は安全な空間になっています。道路と避難通路は気圧が変えてあり、火災の煙が避難通路へ入らないようになっています。

避難経路案内図を確認して、地上出口まで移動します。

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矢印に従うと、地上へと避難できます。

避難通路にも非常電話が設置されています。約200段の階段を上ると、地上へ出ることができます。

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横浜北トンネルでは地上出口が4箇所、用意されています。

本線へ戻ります。
非常時に、緊急車両が上り線と下り線を行き来する連絡路が設置されています。

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大地震発生時の取組の紹介コーナーです。大地震が発生した際、迅速かつ安全に対応するための対策が紹介されています。

点検技術紹介コーナーです。

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道路を点検するための、先進的な点検技術が紹介されています。

水噴霧デモストレーションです。火災の際に使用される水噴霧が、約10分おきに実演されます。
施設管制室から遠隔操作され、約50mの範囲に霧状の水が放出されます。

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ウォーキングの折り返し地点となります。

少し戻り、連絡路で上り線から下り線へ移動します。

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下り線の折り返し地点には、フォトスポットが用意されています。下り線の生麦JCT方面の写真を撮ることができます。

下り線を、新横浜出入口方面へ進みます。

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映像プロジェクション「CONNECTION~Yokohama North Line~」です。「つながり/CONNECTION」を映像コンセプトに、「線/LINE」をモチーフとして、開通により結ばれる港北・新横浜エリアと臨海エリアのつながりが映像と音で表現されています。

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映像プロジェクションは、新横浜会場のみとなっています。

登りの勾配となっているため、速度低下注意と表示されています。

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分岐箇所の案内板です。400m先に、新横浜出口があります。
トンネルの形状により、案内板の形が変わります。

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シールドマシンでつくられたトンネルの案内板は半円形、地上に穴を開けてつくられたトンネルの案内板は長方形となっています。

実際に使用される標識や案内板が展示されています。同じ意味の標識でも、場所によって異なる大きさが使われます。

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横浜環状北西線紹介コーナーです。東名高速道路と第三京浜道路を結ぶ横浜環状北西線が映像とパネルで紹介されています。

本線の先は、第三京浜道路と接続する横浜港北JCTとなっています。

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横浜北線の7km地点を表す「横北7km」、新横浜出入口のBランプの0km地点を表す「新横B.0」が示されています。

新横浜出口へと進みます。

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右側の車線は、先ほど通った新横浜入口から横浜北線の下り線へ向かうランプです。
新横浜トンネルへ入ります。

トンネルを抜け、やや上りの左へのカーブがあります。

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壁面の隙間は、緑化されています。

本線の下り線と上り線からの、新横浜出口の合流箇所です。

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トンネルウォーク(新横浜会場)出口となります。

●岸谷生麦会場
京浜急行線生麦駅より徒歩約10分の岸谷生麦出入口から横浜北線の本線へ入り、約3kmウォーキングできます。

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産業道路から岸谷生麦入口へ進むと、トンネルウォーク(岸谷生麦会場)入口があります。

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トンネルウォークの受付があります。紙袋に用意された資料やグッズを受け取ります。

コースマップが手渡されます。

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横浜北線の、下り線に設置された入口から上り線に設置された出口まで、2つのルートを進むコースです。

横浜北線の開通を祝うノボリ旗が多く立っています。

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岸谷生麦入口の料金所です。先は、横浜北線の下り線への合流箇所となります。

横浜北線の下り線です。高い遮音壁が設置されています。一部には透明のパネルが使用され、明るさが保たれています。

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慰霊献花があります。約150年前の生麦事件で落命したイギリス商人リチャードソンにまつわる生麦事件碑が、横浜北線の整備で仮移設したことについて、先人たちへの敬意をこめて献花されました。
先には、子安台換気所が建っています。

実際に使用される案内板が展示されています。

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非常時に、緊急車両が上り線と下り線を行き来する連絡路が設置されています。まっすぐ進むと下り線のルート1、反対車線へ進むと上り線のルート2になります。

ルート1として、横浜北線の下り線を進みます。延長約5,950mの横浜北トンネルに入ります。
展示されているコーナーの多くは新横浜会場とほぼ同じため、ここでは省略します。

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ブース展示コーナーがあります。横浜市水道局・鶴見区役所・よこはまウォーキングポイント・神奈川県公害防止推進協議会・鹿児島県/鹿児島市/薩摩藩英国留学生記念館・神奈川区役所・ETC2.0のブースが並びます。
生麦事件のつながりで、鹿児島(薩摩)のブースがあります。

開通セレモニー通り初め車両メッセージカー製作です。多くの人がお祝いのメッセージを描いています。新横浜会場と合わせて2台のメッセージカーが、3月18日に行われる開通式の開通セレモニーを走ることになります。

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新横浜会場にもあった点検技術紹介コーナーでの点検車両に乗車します。

トンネルの上部に設置されている水噴霧の設備を間近で見ることができます。

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横浜北トンネルを上から見ます。

折り返し地点には、フォトスポットが用意されています。下り線の横浜港北JCT方面の写真を撮ることができます。

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先には、第三京浜道路と接続する横浜港北JCTがあります。消火器や非常口など、設備が整っていることがわかります。

ルート2として、横浜北線の上り線を進み、折り返し地点から生麦JCT方面へ向かいます。
分岐箇所の案内板です。800m先に、岸谷生麦出口があります。

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電光掲示板には
「皆さん楽しんでいますか? 横浜北線がキタ!」
「横浜北線がキタ! 楽しい思い出作って下さいね」
と交互に表示されています。

分岐箇所の案内板です。1.2km先に、生麦JCTがあることを示しています。

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英語での、分岐箇所の案内板です。1.2km先に、生麦JCTがあることを示しています。

トンネルの出口が見えてきました。

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ルートの分岐となる連絡路まで戻りました。まっすぐ進み、出口へ向かいます。

横浜北線の本線と、岸谷生麦出口の分流箇所です。

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出口のランプには、LEDのライトが設置されています。

岸谷生麦入口の料金所です。先は、横浜北線の上り線への合流箇所となります。

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上り線の先は、横羽線に接続する生麦JCTがあります。

岸谷生麦出口のランプを進みます。

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トンネルウォーク(岸谷生麦会場)出口となります。

先は、産業道路と接続しています。

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ここにて「首都高速道路 横浜北線 トンネルウォーク」は終了となります。

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横浜北線が開通することで、以下のような効果が期待されます。
・横浜港へのアクセス向上→物流の効率化
・羽田空港へのアクセス向上→空港連絡バスの利便性向上
・ネットワークの強化・信頼性の向上→防災力強化・医療支援の充実
・地域活性化・観光振興→生活環境改善

横浜北線は、2017年(平成29年)3月18日16時に開通します。

ラジエイトでまとめた横浜北線についての他の記事は、以下をご覧ください。

ラジエイト カテゴリー: 首都高速道路 横浜北線

公式:ほくせいせん・きたせん