国道17号 高松立体開通フェスタ

一般道路

高松立体は、群馬県高崎市の国道17号和田橋交差点の、県内ワースト1の交通渋滞を解消するためにつくられた立体交差点。
開通を祝して「高松立体開通フェスタ〜今しか歩けない高松立体を見てみよう〜」が、2008年1月14日に高松立体で開催されました。

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国道17号の和田橋交差点は、群馬県でもっとも渋滞する地点でした。渋滞の距離は最大で1.9km、損失金額は36億円、損失時間は年間120万時間ともいわれる渋滞を解消するため、2000年度10月より工事が進められてきました。
交差点になっている国道17号を交差点の下をくぐる立体交差にすることで、渋滞解消をはかります。開通は2008年1月19日となっています。

歩道橋の一部が拡張されて「見学コーナー」が設けられています。

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国道17号の上から前橋方面を眺めます。

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東京方面を眺めます。

高松立体開通フェスタの入口へと向かいます。入口と出口は同じ場所で、歩くことができるのは高松立体の中央までとなります。

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前橋方面から東京方面へ向かい、会場を進みます。

会場に入ってすぐのステージでは、地域の方々による演技や演奏などが行われています。FM群馬「知っトク!かわみちサイトスペシャル」が公開放送として行われています。

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模擬店による飲食、農産物展、川と道の情報館による出張展示、足湯体験などで、多くの人が楽しんでいます。

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車両展示・乗車体験なども行われ、自然災害体験車・路面清掃車・道路パトロールカーのほか、ショベルカーなどに乗ることができます。

2008年3月29日から6月8日まで、群馬県の4会場で行われる「第25回全国都市緑化ぐんまフェア 花と緑のシンフォニー ぐんま2008」のマスコットキャラクターがかけつけています。

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右が群馬県の様々なイベントでマスコットとして活躍している「ゆうまちゃん」、左は高崎会場のマスコットキャラクター「タカポン」です。

立体部分の手前では、だるまの街にちなんだ巨大だるま落としが行われています。

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たくさんの子どもが列をつくり、懸命にだるまを落としています。残念ながら、成功している場面を見ることができませんでした。

これより先の立体部分をくぐった場所で、折り返しとなります。

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ここにて「国道17号 高松立体開通フェスタ」は終了となります。

許可を得て、反対側の東京方面から前橋方面へ向かい、会場の折り返しとなっている場所へと進みます。

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直進して前橋方面へと続く国道17号と、側道を進み高崎市街地や和田橋と行くことのできる和田橋交差点との分岐点では、開通前で渋滞している車の列を見ることができます。

国道17号の立体部分へと進みます。

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先ほどくぐった立体部分へと戻ってきました。
この日は約4千人が会場を訪れ、二度と歩くことのできない道路でのイベントを楽しみました。

高松立体が開通することで、「渋滞の解消」「安全性の向上」「地域の活性化」が期待され、高崎市役所と群馬県庁との移動が45分から34分へと短縮することになります。

今回の完成により、地域はより発展していくことでしょう。

公式:高崎河川国道事務所