都道町田日野線は、多摩センターと高幡不動を結ぶ幹線道路です。
道路の完成を祝い「都道町田日野線 開通記念式典」が2008年4月26日に明星大学新正門前付近で行われました。
都道町田日野線(八王子3・3・30号及び日野3・2・10号)、八王子市東中野〜日野市程久保三丁目の開通により、多摩センターから高幡不動までの区間が約8kmから約6kmへと短縮されます。多摩モノレールの多摩動物公園駅から中央大学・明星大学駅までに沿う約1.1kmの道路を通行できることになります。
10時より開通記念式典が始まりました。
開通に合わせて、東京五輪招致のPRも行われています。
開式・所長挨拶・工事報告・来賓祝辞・来賓紹介と進みます。
1991年度に開始された事業は、2001年に多摩モノレールが、2008年に道路が、それぞれ開通しました。道路の開通までに17年かかりました。事業費は約89億円です。
テープカットは、日野市立日野第三中学校の吹奏楽部による演奏とともに、多摩丘陵トンネルをのぞむ位置で行われました。
通り初めは、多摩丘陵トンネルを往復します。ここにて「都道町田日野線 開通記念式典」は終了となります。
今回、開通した区間を、まずは日野方面、多摩センター側である多摩動物公園駅から中央大学・明星大学駅へとたどることにします。交差点に立つと、後には多摩動物公園駅、右へ向かうと多摩テックがあります。
開通する区間は、上り線と下り線が分かれている片側1車線、合計2車線の道路となります。
道路と道路の間を多摩モノレールが走ります。多摩丘陵トンネルの延長は約300mです。
多摩センター側から高幡不動側へと向かう多摩丘陵トンネルは、大きく左へ曲がる下り坂になっています。
トンネルの中には消火設備が完備されています。
多摩丘陵トンネルを抜けるとすぐに、中央大学・明星大学駅があります。中央大学と明星大学との間に多摩丘陵トンネルは位置します。
開通した区間を、今度は町田方面、高幡不動側である中央大学・明星大学駅から多摩動物公園駅へとたどることにします。中央大学・明星大学駅は多摩モノレールで唯一の地上駅です。
高幡不動側から多摩センター側へと向かう多摩丘陵トンネルです。
トンネルの中には信号を示す標識が備わっています。
大きく右へ曲がる上り坂になっています。
開通記念式典が行われた明星大学新正門前を通り、多摩動物公園駅へと向かいます。多摩モノレールの高架の下には多くの緑が植えられています。
交差点へと戻り、多摩動物公園駅が見えてきました。
都道町田日野線の全線開通により、土曜日や日曜日に混雑していた動物公園通りや川崎街道など周辺道路の混雑が緩和され、多摩動物公園がますます身近になります。
公式:東京都建設局