隅田川駅は、東京都荒川区にあるJR貨物(日本貨物鉄道)・東日本旅客鉄道(JR東日本)の施設。
毎年1回、開催されている一般公開イベント「JR貨物 隅田川駅 貨物フェスティバル」が、2009年11月22日の10時から14時まで隅田川駅で開催されました。
隅田川駅(すみだがわえき)は、南千住駅から徒歩約10分のところにあります。貨物専用の施設のため、普段は立ち入ることができません。
施設には一面、鉄道コンテナ輸送で使われるコンテナ車が停車しています。
暮らしや産業に必要なものをコンテナと呼ばれる四角い箱に入れて、鉄道で運ぶことを「鉄道コンテナ輸送」といいます。
一度にトラック数十台分の荷物を運ぶことができ、時刻に正確というメリットがあります。
フェスティバルの会場にはたくさんのコーナーがコンテナごとに用意されています。
今年は「鉄道コンテナ輸送50年」という節目の年となります。
コンテナの中で、記念ポスター展示が行われています。
貨物のイベントらしく、産地直送の野菜販売も行われています。
惜しまれつつ引退したブルートレインの、EF65-535にまつわる資料展が行われています。
実際に使われてきた車輪も展示されています。
日本で初めてのコンテナ列車「たから号」の、ヘッドマークのレプリカが展示されています。
貨物を上げ下ろしするためのフォークリフトには乗車することもできます。
機関車・貨車・コンテナが展示されている高床ホームへと移動します。緩急車(ヨ8000)が展示されています。
50周年特別塗色(黄緑色)コンテナ+コキ107形式貨車が展示されています。
EH500形式機関車(金太郎)が展示されています。
端はエンドレールとなっています。
フォークリフトを使って、コンテナを貨車へ積む作業が行われています。
鉄道コンテナ輸送は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量がトラックの約7分の1で、地球にやさしい輸送とのことです。
ここにて「JR貨物 隅田川駅 貨物フェスティバル」は終了となります。
今後も引き続き、さまざまなイベントが開催されることを望みます。