埼玉高速鉄道(さいたまこうそくてつどう)は、東京都の赤羽岩淵駅と埼玉県の浦和美園駅とを結ぶ鉄道。
毎年、11月14日の埼玉県民の日前後に車両基地が一般公開され、自由に見学することができます。
「埼玉高速鉄道 車両基地見学会」は、2010年11月13日の10時から15時まで、浦和美園車両基地にて行われました。
浦和美園車両基地は、埼玉高速鉄道の終点となっている浦和美園駅から徒歩約7分のところにあります。その先には埼玉スタジアム2002があります。
例年は埼玉県民の日である14日に実施されていますが、今年のみ13日の開催となりました。
入口では、子ども限定でグッズが配布されています。
飲食店や休憩スペースがたくさん用意されています。
地下通路をとおり、「検査修繕庫(けんさしゅうぜんこ)」へ移動します。
車両の検査や修繕を行う箇所になります。
見学者料として、埼玉高速鉄道の電車が用意されています。
検査や修繕を行うために、床下への出入りが容易になっています。
台車まわりも間近で見ることができます。
車輪の構造を見るだけでも、様々な工夫が凝らされていることがわかります。
電車が電気を得るためのパンタグラフが展示されていて、操作することができます。
案内掲示板も展示されていて、可動することができます。
「留置線(りゅうちせん)」へ移動します。埼玉高速鉄道に乗り入れている電車が展示され、運転席体験や自動洗浄機体験などのイベントが用意されています。
電車は右側から営団9000系・埼玉高速鉄道2000系・東京急行電鉄5080系となります。東京急行電鉄の車両があるのは、東京急行電鉄と東京メトロ南北線と埼玉高速鉄道が相互に乗り入れをしているためです。
留置線の端はエンドレールとなっています。
踏切を渡り、「車輪転削庫(しゃりょうてんさくこ)」へ移動します。
プラレールコーナーがあり、たくさんの子供でにぎわっています。
車輪旋盤があります。
通常であれば14ヶ月に一度、車輪に著しいキズなどが発見された場合には随時、車輪を削ります。
モーターカーの試乗体験をすることができます。
車両牽引車のリモコン運転操作をすることもできます。
多くの人々が時間いっぱいまで様々なイベントを楽しんでいます。
「埼玉高速鉄道 車両基地見学会」により、埼玉高速鉄道に対する親しみが深くなりました。
今後も様々なイベントで、地域の人々や鉄道のファンが楽しめることを希望します。