圏央道（首都圏中央連絡自動車道）は、首都圏中心部から半径約40km〜60kmの位置に環状として計画されている、延長約300kmの高速道路です。
2015年3月22日、圏央道の一部となる久喜白岡JCT～境古河ICの開通に先立ち、五霞ICで「圏央道（久喜白岡JCT～境古河IC） 五霞ICウォークフェス～圏央道を歩こう～」が行われました。
埼玉県と茨城県を通る圏央道の、久喜白岡JCT（くきしらおかジャンクション）～幸手IC（さってインターチェンジ）～五霞IC（ごかインターチェンジ）～境古河IC（さかいこがインターチェンジ）の延長19.6kmが、2015年3月29日15時に開通します。
開通する幸手IC・五霞IC・境古河ICの3つのインターチェンジでは同日、自治体ごとにイベントが開催されました。
幸手IC：圏央道（久喜白岡JCT～境古河IC） 幸手インターチェンジ開通記念 ハッピーハンドウォーク2015
五霞IC：圏央道（久喜白岡JCT～境古河IC） 五霞ICウォークフェス～圏央道を歩こう～
境古河IC：圏央道（久喜白岡JCT～境古河IC） 境古河IC 開通記念プレイベント
イベントは9時から13時まで行われ、ウォーキングの受付は11時までとなっています。先着2,000名に参加賞がプレゼントされます。
五霞ICの料金所を通り、会場へ移動します。
ステージイベントとして、五霞中学校吹奏楽や和太鼓演奏が行われています。
ウォーキングのスタート地点です。五霞ICから境古河ICへ向かう利根川橋方面に4km、圏央道をウォーキングすることができます。幸手IC方面へのコースはありません。
圏央道の本線と料金所を結ぶ、二方向交通の連絡路を進みます。高架部は圏央道の本線です。
圏央道の本線への分岐です。右方向へ進むと東北自動車道の久喜白岡JCT方面、左方向へ進むと境古河ICになります。ウォーキングは、境古河ICへのみ進むことができます。
圏央道の外回りへ向かう連絡路を進みます。
圏央道の外回りの合流箇所です。先は境古河ICとなります。
ウォーキングの1km地点です。折り返すことで、2km歩くことになります。
境古河ICまで5kmの地点です。2015年度には、境古河ICより先の坂東IC（ばんどうインターチェンジ）・常総IC（じょうそうインターチェンジ）が開通し、東北自動車道と常磐自動車道が圏央道で接続します。
ウォーキングの2km地点です。折り返すことで、4km歩くことになります。
「120 外」との表示があります。圏央道がすべて開通した際の、茅ヶ崎JCTから120kmの地点、外回りとの意味です。
5km先に追越車線があることを示す案内標識があります。
利根川を渡る、利根川高架橋を通ります。橋長は1,300mです。
利根川高架橋を示す銘板が掲示されています。
横風注意の警戒標識があります。
ウォーキングの3km地点です。折り返すことで、6km歩くことになります。
利根川を渡る途中で、茨城県猿島郡の五霞町から境町へ入ります。
記念撮影スポットの踏み台が用意されています。
ウォーキングの4km地点です。折り返すことで、8km歩くことになります。行くことができるのは、ここまでとなります。
先には、境古河ICがあります。この日、境古河ICから五霞ICへ向かう2kmの範囲で「圏央道開通プレイベント」が行われています。
折り返して、五霞ICへ向かいます。
利根川を渡る途中で、茨城県猿島郡の境町から五霞町へ入ります。
5km先に追越車線があることを示す案内標識があります。
五霞ICまで1kmの地点です。
五霞ICの出口です。「72」とは、圏央道における五霞ICを示すIC番号です。
左方向へ進むと五霞ICの出口、本線を進むと幸手ICや東北自動車道の久喜白岡JCTと接続します。この日、幸手ICから久喜白岡JCTおよび五霞ICへ向かう2.2kmの範囲で「圏央道ハッピーハンドウォーク2015」が行われています。
五霞ICの連絡路を進みます。高架部は圏央道の本線です。
ウォーキングのゴール地点です。
ここにて「圏央道（久喜白岡JCT～境古河IC） 五霞ICウォークフェス～圏央道を歩こう～」は終了となります。この日は、約4千人がウォーキングを楽しみました。
今回の開通により、広域ネットワークの形成、災害時の道路ネットワークの強化、観光の支援、医療圏域の拡大など、さまざまな効果が見込まれています。