北関東道 佐野田沼IC〜岩舟JCT区間 開通記念イベント

 北関東道(北関東自動車道)

北関東道(北関東自動車道)は、群馬県・栃木県・茨城県の約150kmを結ぶ高速道路です。
北関東道の一部となる佐野田沼IC〜岩舟JCTが開通することを記念して、「佐野田沼IC〜岩舟JCT区間 開通記念イベント」が2010年4月10日に佐野田沼ICで開催されました。

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北関東道の佐野田沼IC(さのたぬまインターチェンジ)〜岩舟JCT(いわふねジャンクション)の延長5.3kmが、2010年4月17日15時に開通します。

関越道と東北道を結ぶ区間の一部となります。

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NEXCO 東日本 – 北関東自動車道より引用/クリックすると拡大します

関越道・東北道・常磐道を結ぶ北関東道で、未開通の区間は2011年度の中ごろに開通予定の大田桐生IC〜佐野田沼IC、延長18.6kmを残すのみとなります。

メインのイベントは、高速道路を歩くことができる「開通記念ハイウェイウォーキング」です。佐野田沼ICから岩舟JCT手前までの往復10km(片道約5km)の区間を歩くことができます。

佐野田沼ICは、栃木県道16号と接続しています。

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北関東道への出入口です。
開通記念イベントの会場へは側道を徒歩で、もしくは無料送迎バスにて移動します。

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栃木県道16号と側道との合流箇所となります。

佐野田沼ICの料金所です。数字は関越道からのインターチェンジの番号で、7番目のインターチェンジとなります。

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会場は、料金所を通った先に用意されています。

10時30分過ぎ、佐野鳶伝統文化保存会による木遣りの先導により、ウォーキングが始まりました。

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多くの人が、岩舟JCTを目指して歩きます。

会場では、郷土芸能・ダンス・太鼓演奏などたくさんのイベントが行われています。

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岩舟中学校吹奏楽部による演奏です。

北関東道沿線市町のご当地B級グルメや蕎麦・特産品の販売が行われています。

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左側は東北道方面、右側は工事が進む関越道方面となります。

佐野田沼ICから北関東道の本線へと進みます。ウォーキング開始直前、準備は整っています。

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後方を見てみると、約2年後に開通する、関越道から続く北関東道が延びています。

自治体や関係団体によるPRコーナー、子どもコーナーがあります。

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昔懐かしの遊びのコーナーとして、べーごま教室が開催されています。

群馬県・栃木県・茨城県がつながるということで、各県のマスコットキャラクターが応援にかけつけています。
2011年に栃木県で開催される生涯スポーツの祭典「スポレク”エコとちぎ”2011」のキャラクター「とちまるくん」です。とちまるくんの頭はトチノキの実で、トチノキの葉を飾りにつけています。

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栃木県「ルリちゃん」です。

群馬県「ぐんまちゃん」です。

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茨城県「ハッスル黄門」です。

高速パトカーや消防車、高速道路管理車両が展示されています。

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一部の車両には実際に乗ってみることができます。

北関東道を、東北道との接続箇所となる岩舟JCTへと進みます。ウォーキングは往復4kmと往復10kmの2つのコースが用意されていて、自分のペースで歩くことができます。最終入場は14時となります。

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ウォーキングができるのは佐野田沼ICから岩舟JCTへ向かう東行きのみとなります。反対の西行きの道路には入ることができません。

道路には避難用の扉が設置されています。

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場所によっては、道路の壁面が透過していています。

関越道と接続する高崎JCTから50kmの地点となります。

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トンネルが見えてきました。多くの人がウォーキングを楽しんでいます。

新吉水橋です。

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橋の上からは、東武佐野線を見下ろすことができます。

岩舟JCTまで4kmの地点となります。

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トンネルの入口付近は佐野田沼ICから約2kmの地点で、往復4kmのコースを選んだ場合の折り返し地点となります。

岩舟JCTまで3.2kmの地点となります。

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トンネルを抜けるとすぐに岩舟JCTの分岐となるため、トンネルの前に大きな案内板が用意されています。

秋山川橋です。

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トンネルの前に用意されている電光掲示板には「岩舟JC-佐野田沼 4月17日15時開通」と表示されています。

唐沢山城跡(からさわやまじょうせき)トンネルです。長さ2,150m。岩舟側から掘削して、2年半かけて貫通しました。

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トンネルも東行きのみ歩くことができ、反対の西行きの道路には入ることができません。

速度の電光表示板です。

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非常電話が設置されています。

唐沢山城跡トンネルへ入ります。

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トンネルの上部には、ジェットファンが2基設置されています。ファンから吹き出す風によって、トンネルの有害物質を排気して、代わりに新鮮な空気を送り込む、トンネルの換気扇です。

先へ進むと、ジェットファンが1基設置されています。

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トンネルにはたくさんの種類の設備があります。火災で使用する、消火栓・消火器・非常ボタンです。壁にステップが用意されています。

非常電話が設置されています。

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トンネルの中の火災を検知するための計測器です。炎の色や揺らぎで検知する仕組みになっています。

非常口までの距離を示す案内板です。

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地上へ逃げるための非常口となります。

岩舟JCTへ進みます。

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故障車や緊急車両が停車する非常駐車帯です。

岩舟JCTまで2kmの地点となります。

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再び、非常駐車帯を見ることができました。トンネルでは750mおきに設置されています。

関越道と接続する高崎JCTから53kmの地点となります。

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岩舟JCTまで1kmの地点となります。

トンネルに、大きな横穴があります。

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天井から光が入っています。換気口とのことです。

唐沢山城跡トンネルを出ます。

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佐野田沼ICから約4.5km歩いたことになります。

許可を得て、唐沢山城跡トンネルの上部へ移動します。

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往復10kmのコースを選んだ場合の折り返し地点となります。

岩舟JCTまで500mの付近となります。

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トンネルの上部には堰が設置され、トンネルの出入口に雨水や泥水が流れることを防ぎます。

道路へと戻ります。トンネルの照明に電気を送る機械などがある「電気室」があります。

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唐沢山城跡トンネルからの雨水や泥水は、まとめられて流れます。

岩舟JCTまで500mの地点となります。

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東北道の、それぞれの方向への案内を示す電光掲示板です。

直進すると東北道の福島方面・北関東道の水戸方面、右側は東北道の東京方面となります。

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岩舟JCTの分岐が近づいてきました。

岩舟JCTです。

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東北道の福島方面・北関東道の水戸方面へは2車線、東北道の東京方面へは1車線となっています。

折り返し、岩舟JCTを後方にして、関越道方面の佐野田沼ICへと向かいます。東北道から北関東道へ入ってきた車に対しての案内板です。

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唐沢山城跡トンネルです。

長さ2,170m。西行きは、東行きと比べて20m長くなっています。

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唐沢山城跡トンネルを通り、佐野田沼ICまで1.8kmの地点となります。

佐野田沼ICまで1kmの地点となります。

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佐野田沼ICまで400mの地点、終点となります。

2車線から1車線へと変更になります。

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佐野田沼IC、出口です。

これより先、関越道方面は現在、工事が進んでいます。

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佐野田沼ICの料金所です。

料金所の施設を間近で見ることができます。

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佐野田沼ICを出て、左側は佐野市役所田沼庁舎・道の駅どまんなかたぬま、右側は館林・佐野市街・田沼方面となります。ここにて「北関東道 佐野田沼IC〜岩舟JCT区間 開通記念イベント」は終了となります。

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今回の開通により、足利市役所から栃木県庁までの移動時間が12分短縮され、複数の第三次救急医療機関が選択できることで新たに約11万人の医療環境が向上します。

未開通の区間である大田桐生IC〜佐野田沼ICが2011年度に開通して関越道と接続すると、群馬県庁から栃木県庁までの移動時間が一般道を利用した場合に比べて約2時間短縮します。

公式:NEXCO 東日本