箱崎ポンプ所

箱崎ポンプ所は、東京都中央区の箱崎エリアにおいて、汚水や雨水における中継や処理を行う施設。機会に恵まれたため、「箱崎ポンプ所」を見学しました。
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ポンプ所は、地下に設置された管渠(かんきょ)と呼ばれる管で集められた汚水を水再生センターへ送水したり、雨水を川や海などの共用水域に放流するための施設。

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汚水は管渠の中を、重力にしたがって自然流下しています。しばらく流れるうちに管は太く、そして深くなるため、途中で一旦、下水を地表近くまで汲上げて再び自然流下させる必要があります。
また、地表がコンクリートで覆われた都心などでは雨水が地中に浸透せず自然排水が困難なため、川や海に放流して浸水を防がねばなりません。
汚水や雨水を汲上げ、処理し、水再生センターや川などに送水する役割を持つのがポンプ所です。東京都23区には、箱崎ポンプ所を含めた、79カ所のポンプ所が稼働しています。
photo photo photo photo photo photo photo photo箱崎ポンプ所には4基のポンプがあり、うち1基は汚水を、3基は雨水を処理します。雨水に稼働する3基は晴天時、停止しています。
送電が止まったがために機能しないでは許されないため、発電機も備わっています。
汚水は地下深くから汲上げられ、ある程度きれいにされた後、芝浦水再生センターへと送られます。雨水はゴミなどを取り除かれた後、隅田川へと流されます。
処理された際に発生した汚泥はダクトを通り、ゴミとして処理されます。すべてが無人で行われていることに驚かされます。
photo帰りは、東京下水道局のキャラクター、アースくんが巨大な姿でお見送りをしてくれました。
排水口に油を流すと下水道管の中で固まって、つまりや悪臭の原因となります。大雨の際、大量の雨水と一緒に汚水の一部や下水道管の中にたまった油やゴミが押し流され、川や海を汚染してしまうとのこと。不要な油は紙などで吸い取り、燃えるゴミとして処分しましょう。

公式:東京都下水道局