首都高速道路 大橋ジャンクション 第6回地図バザール 建設現場見学

大橋ジャンクションは、首都高速道路の3号渋谷線と中央環状線を結ぶ、東京都目黒区に設置されるジャンクション。
日本地図センターによるイベント「地図バザール」の一環として、「首都高速道路 大橋ジャンクション 建設現場見学会」が開催されました。

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中央環状線は、放射線に広がる高速道路を環状線で結ぶ、「3環状」と呼ばれる高速道路のうちの一番内側を走る道路。2009度(平成21年度)に3号渋谷線〜4号新宿線の4.3kmが接続、2014度(平成26年度)には湾岸線へと接続する中央環状品川線の9.4kmが完成し、全長約47kmの中央環状線が全線開通する予定となっています。

建設現場見学会は2007年12月14日(金)・15日(土)の二日間に、11時〜・13時〜・14時〜の一日3回、1回先着順30名の参加により行われました。
事務所にて工事の概要を聞いた後、大橋ジャンクションの中へと移動します。

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「地上約35m」の3号渋谷線と、「地下約36m」の中央環状線の高低差約70mを結ぶ役割を持つのが、大橋JCT(おおはしジャンクション)です。

大橋ジャンクションでは、国立競技場のトラックとほぼ同じ大きさの1周約400mのループ状の道路を2周することで、3号渋谷線と中央環状線との間を移動することができるようになります。
バームクーヘンを楕円にして、斜めに傾けたような形状の建築物です。中央には換気所が設けられることになっています。

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地下へ移動します。

直径13m、重量約2,100トンの、赤茶色のシールドマシンが到着していました。

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2006年6月に「中央環状新宿線 大橋ジャンクション工事 松見坂立坑」で松見坂立坑を発進したシールドマシンは、約10ヶ月をかけて431mを掘り進み、大橋ジャンクションに到達しました。

今度は折り返して、松見坂立坑まで掘り進めていくことになります。

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到達したシールドマシンをUターンさせるため、2007年11月15日に、400トンの油圧ジャッキ14台を使い、23m垂直移動後180度回転する作業が行われました。

上部のトンネルを掘り終えたため、今度は下部のトンネルを掘ることになります。

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上部はトンネルで、下部が壁になっていることがわかります。

掘り終えられたトンネルは、今ある断面の真ん中の高さにある足場よりもやや下に車道がつくられ、その下にインフラが整備されることになります。

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松見坂立坑へ掘り進める準備が着々と進められていました。

地上へと移動して、大橋ジャンクションの内部を横切ります。車道となるエリアは、2006年8月に見学した「中央環状線 大橋ジャンクション工事」で、工事が進められていた場所です。

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ここには2車線の道路がつくられます。ループ状になっているため、地上3層、地下1層、合計4層となります。

大橋ジャンクションの内側へ入ります。工事用エレベーターを使い、約2分かけて一番上まで上がります。

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上から見下ろすと、大橋ジャンクションを一望することができます。中央にある、四角い建物は現在も地域で利用されている変電所で、工事の最終段階まで残されるとのことです。

屋上は緑地化することで、温暖化防止に貢献することになります。

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3号渋谷線へと接続する準備が進められています。

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一直線にのびる高架には3号渋谷線が走り、右中央の四角い黄色の壁の底にはシールドマシンがあります。

ここにて「首都高速道路 大橋ジャンクション 第6回地図バザール 建設現場見学」は終了となります。

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子供用のヘルメットが用意されていたりするなど、首都高速道路と子どもたちの未来を強く思い描くことができました。

工事が無事に終わり、快適な道路環境が整うことを心より期待しています。

公式:東京SMOOTH(トーキョースムース)