首都高講座 43限目:今しか見られない品川線の建設現場を歩こう!

「首都高講座」は、首都高速道路における工事の現場や施設、車両などを見学できるイベントです。
2013年(平成25年)2月5日、43限目の「今しか見られない品川線の建設現場を歩こう!」が行われました。

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「首都高講座 43限目:今しか見られない品川線の建設現場を歩こう!」では、中央環状品川線の建設について学びます。

大井JCT付近にある中央環状品川線の大井現場事務所へ集合、14時より開始となります。抽選に応募して当選した20名が参加しました。

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資料・ヘルメット・軍手・防塵マスク・レシーバーが用意されています。工事における概要の説明を受けます。

中央環状品川線は、すでに供用されている中央環状新宿線と湾岸線とを結ぶ、中央環状線の南側部分にあたる首都高速道路。現在、3号渋谷線と中央環状新宿線は大橋JCTで結ばれていて、ここに中央環状品川線を接続することで中央環状線が完成します。

中央環状品川線の延長は約9.4kmで、うち約8.4kmは山手通りもしくは目黒川の地下を通るトンネル、約0.6kmは高架、約0.4kmは擁壁となります。
大井JCT(おおいジャンクション)と大橋JCT(おおはしジャンクション)の間には五反田出入口があり、大橋JCT方面への入口と大井JCT方面への出口が設置されます。1号羽田線と2号目黒線には接続しません。

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トンネルを掘るために使われたシールドマシンは、円筒形の掘削機です。先端のカッターディスクで前面の土砂を掘削しながら、組み上がったセグメントを足がかりにしてジャッキの力で前進、同時に、トンネルの壁面となるセグメントというをリング状に組み立てながら進みます。

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内回りと外回りの2つのトンネルは、シールドマシンにより大井北たて坑から大橋JCTへ向けてほぼ同時に掘削が始まり、2012年(平成24年)3月22日に掘進が完了しました。

中央環状品川線は、内回りとなる大井行のトンネルを東京都が受け持ち、外回りとなる大橋行のトンネルと五反田出入口を首都高速道路が受け持っています。

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中央環状品川線が完成して中央環状新宿線とつながると、トンネル延長は18.2kmとなり、道路トンネルとしては日本で第1位、世界で第2位の長さになります。

これまでの中央環状品川線は、以下をご覧ください。

首都高速道路 中央環状品川線

用意されたマイクロバスに乗り、「URUP(ユーラップ)坑口」と呼ばれる出入口から建設が進む中央環状品川線へと移動します。URUPとは、地上からシールドマシンが発進してトンネルを掘るという、これまでなかった工法の名称です。

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首都高速道路が施工する大橋行のトンネルで、大橋方面へ進みます。大井北たて坑を通過します。

トンネルは円形になっていて、円筒形のシールドマシンが掘り進めていったことがわかります。

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トンネルの上部に四角い穴が開けられている箇所を通過します。トンネルの内部で発生する排気ガスは排出して、きれいな空気を吸入するための「換気所」が設置されます。中央環状品川線に設置される換気所は大井北換気所・南品川換気所・五反田換気所・中目黒換気所の4箇所です。

五反田入口区間に到着、下車します。マイクロバスは来た道を折り返すため、転車台で回転します。

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進んできた大橋行のトンネルの、大井方面となります。地中で並行する外回りと内回りのシールドトンネルを連結して、五反田入口を設置します。「内部支保工」と呼ばれる支えを見ることができます。

作業にあたって壁を外しやすくするため、コンクリート製セグメントではなく、鋼製セグメントが使われています。

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坑口から約4.6kmにある五反田出入口は、中央環状品川線のほぼ中央に位置しています。完成すると、大橋JCT方面から山手通りへの出口および、山手通りから大橋JCT方面への入口となります。大井JCT方面への出入りはできません。

大橋行のトンネルで、大井方面へと戻ります。
坑口から約950mの地点でマイクロバスを降りて、Uターン路を通り、東京都が施工を担当する大井行のトンネルへと移動します。

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「Uターン路」は、作業車が隣接のシールドトンネルを使って折り返すための通路。中央環状品川線では6箇所、設置されています。

隣接するシールドトンネルを行き来するための「横連絡坑(よこれんらくこう)」は24箇所、設置されています。Uターン路と合わせて、道路が開通すると非常時の避難口になります。コンクリート製セグメントでつくられているトンネルの中で、通路の周りは鋼製セグメントであることがわかります。

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用意されている別のマイクロバスに乗り換えて、大井行のトンネルで、大井方面へと移動します。

大井JCTへと向かいます。シールドマシンが掘ったトンネルは外径12.3m、内径11.5mあります。

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勾配を上り、少しずつ外の光が見えてきます。

入退坑通門管理所があり、トンネルへの出入りは管理されています。

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大井JCTに着きました。マイクロバスを降ります。

パネルで、大井JCTの全体を見ます。大井JCTは首都高速道路の湾岸線と1号羽田線とを接続するJCTで、ここに中央環状品川線が加わります。

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大井JCTの下には都道316号が通っています。

振り返ると、地上で組み立てられたシールドマシンが発進して掘り進んでいった中央環状品川線のトンネルを見ることができます。

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この先には大井北たて坑があります。

「D連絡路」が伸びています。中央環状品川線から湾岸線の千葉方面へと向かうための連絡路です。

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湾岸線の千葉方面を臨むと、すでに供用している「C連絡路」が伸びています。湾岸線の千葉方面から1号羽田線および中央環状品川線へと向かうための連絡路です。

先を臨むと、接続の工事が進むD連絡路を確認できます。

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そのさらに先には、湾岸道路と呼ばれる国道357号から湾岸線の千葉方面へ入るための大井入口があります。

湾岸線の横浜方面を臨むと、すでに供用している「A連絡路」が大きく曲がって伸びています。湾岸線の横浜方面から1号羽田線および中央環状品川線へと向かうための連絡路です。先には、JR東日本の新幹線の車両基地があります。

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その先には、A連絡路とC連絡路との合流箇所があります。さらに先には1号羽田線と中央環状品川線との分岐ができることになります。

「B連絡路」を歩いて進みます。中央環状品川線から湾岸線の横浜方面へと向かうための連絡路です。

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先を臨むと、接続の工事が進むB連絡路を確認できます。

階段を降りて、マイクロバスで大井現場事務所へ戻ります。ここにて「首都高講座 43限目:今しか見られない品川線の建設現場を歩こう!」は終了となります。

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中央環状品川線の開通により、新宿と羽田空港との所要時間が約40分から約20分に短縮されます。渋滞緩和、経済力強化、防災力強化、環境改善など、さまざまな効果が見込まれています。

公式:首都高速道路株式会社 | 首都高講座
公式:東京SMOOTH(トーキョースムース)