北関東道(北関東自動車道)は、群馬県・栃木県・茨城県の約150kmを結ぶ高速道路です。
北関東道の一部となる伊勢崎IC〜太田桐生ICが開通することを記念して、「伊勢崎IC〜太田桐生IC 北関フェスタぐんまinおおた」が2008年3月2日に太田藪塚ICと太田桐生ICで開催されました。
北関東道の伊勢崎IC(いせさきインターチェンジ)〜太田薮塚IC(おおたやぶづかインターチェンジ)〜太田桐生IC(おおたきりゅうインターチェンジ)の延長16.0kmが、2008年3月8日に開通します。
北関東道は2008年、3月8日に関越道と接続する群馬県の伊勢崎IC〜太田桐生ICが、3月15日に東北道と接続する栃木県の宇都宮上三川IC〜真岡ICが、4月12日に常磐道と接続する茨城県の桜川筑西IC〜笠間西ICが、それぞれ開通します。
2011年度には、すべてが接続して全線が開通の予定となっています。
イベントのオープニングセレモニーは、太田藪塚ICと太田桐生ICの2カ所で同時に行われます。
【太田桐生インターチェンジ会場 〜出会い夢広場〜】
オープニングセレモニーは、9時40分頃に予定されています。太田桐生ICの料金所ゲートなどを自由に見ることができます。
現在は関越道方面へのみ行くことが可能です。平成23年度には、東北道へも行くことができるようになります。
8時55分頃、イベントが始まりました。まずは、はしご乗りが披露されます。
非常に難しい技が次々と披露され、多くの歓声が聞こえてきました。
引き続き太田・桐生市の八木節が披露されます。
八木節は、栃木県の歴史ある民謡です。
群馬県知事や太田市長による挨拶と続きます。企業誘致への期待、交通発展への喜びが述べられました。
テープカットが行われました。道路本線上のイベントも開催となります。
【太田藪塚インターチェンジ会場 〜こども夢広場〜】
オープニングセレモニーが開催されます。9時30分頃、挨拶とテープカットが行われました。
藪塚三ヶ月太鼓の演奏とともに、道路本線上のイベントも開催となります。
【高速道路本線上 〜夢・きたいロード〜】
太田桐生インターチェンジ会場と太田藪塚インターチェンジ会場とを結ぶ、高速道路本線の約10kmが開放されます。
太田桐生ICから太田藪塚ICへと向かう上り車線は「ウォーキング・スタンプウォーク」、太田藪塚ICから太田桐生ICへと向かう下り車線は「サイクリング」と事前にエントリーした人のための「ハイウェイマラソン」のために使用されます。
片道で約10kmあるため、どちらかの会場へ車で訪れウォーキングで往復した場合、約20kmを歩くことになります。
太田桐生インターチェンジ会場から、太田藪塚インターチェンジ会場へと歩きます。太田桐生インターチェンジ会場は多くの模擬店が並んでいます。
会場ではNEXCO東日本による高速人CARDのキャンペーンカー「高速人CAR」が登場しています。
太田市のマスコットキャラクター「おおたん」もお祝いにかけつけています。頭の4つの丸は合併した4市町を表しています。
太田桐生インターチェンジ会場では、ドリップ式コーヒーや甘酒などが無料で提供されていました。太田藪塚インターチェンジ会場では、ドリップ式コーヒーやほうれん草などの地元野菜が配られました。
太田桐生インターチェンジ会場から、北関東道の本線へと向かいます。
多くの人がウォーキングを楽しんでいます。
関越道と接続する高崎JCTからの距離30kmを示す標識があります。
太田藪塚インターチェンジ会場から1kmの地点にはハイウェイマラソンのスタートとゴールが用意されています。
2km・5km・10kmのそれぞれの部門ごとに、折り返してきた人が次々とフィニッシュを迎えていました。
先へと進みます。太田藪塚ICまで9kmと表示されています。
一直線に延びる道路で、歩く人はまばらになってきました。
約10kmの途中5カ所には、飲食販売・休息所・仮設トイレが用意されています。
太田桐生インターチェンジ会場から太田藪塚インターチェンジ会場へと向かう方向へ強い向かい風が吹き続けています。
午後、ハイウェイマラソンは終了となり、サイクリングが開始されます。下り車線は、スタートを待つ人であふれていました。
強い向かい風が吹いています。
車間距離を確認する表示板を一直線に確認することができました。
約9km歩き、太田藪塚ICまで1kmまでとなりました。
太田藪塚ICが近づくにつれ、人が増えてきます。
関越道と接続する高崎JCTからの距離を示す20kmの表示があります。
12時50分。約10kmを歩くのに、約2時間20分かかりました。
太田藪塚インターチェンジ会場へと向かいます。
太田藪塚ICからは、太田桐生ICと、関越自動車道方面へのどちらかへ行くことができます。
模擬店のほか、お子様用遊具が用意されていました。
子どもたちが列をつくり、フワフワのアトラクションなどを楽しんでいます。
太田藪塚ICの料金所ゲートなどを自由に見ることができます。
ここにて「北関東道 伊勢崎IC〜太田桐生IC 北関フェスタぐんまinおおた」は終了となります。開催された10時から15時30分までに約18,500人が訪れ、約1,600人がマラソンを楽しみました。
今回の開通で、群馬県庁から太田市役所までの移動時間が約15分短縮し、複数の第三次医療機関を選択可能なエリアが拡大することになります。早期の全線開通により、北関東3県の産業経済や周辺地域が発展します。
前日の3月1日、北関東道の駒形ICと伊勢崎ICとの上下線に、波志江PA(はしえパーキングエリア)がオープンしました。
2008年3月29日から6月8日まで群馬県の4会場で行われる「第25回全国都市緑化ぐんまフェア 花と緑のシンフォニー ぐんま2008」の開催にあわせて、スマートインターチェンジが設置される予定です。
写真一部提供:jikeidan
公式:NEXCO 東日本