横浜横須賀道路(横横道路)全線開通記念プレイベント よこよこ★全線開通 カウントダウン

NEXCO東日本

横浜横須賀道路(横横道路)は、神奈川県の横浜市と横須賀市を結ぶ地域高規格道路です。
横浜横須賀道路の全線開通となる佐原IC〜浦賀IC〜馬堀海岸ICが開通することを記念して、「よこよこ★全線開通 カウントダウン」が2009年3月14日に馬堀海岸ICで開催されました。

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横浜横須賀道路は、佐原IC(さはらインターチェンジ)〜浦賀IC(うらがインターチェンジ)〜馬堀海岸IC(まぼりかいがんインターチェンジ)の延長4.3kmが、2009年3月20日に開通します。

イベントのコピーは「3.14 ホワイトデー限定公開 開通直前の高速道路(絶景付き)」。馬堀海岸ICから浦賀ICの手前までを、10時から15時までの間、自由に歩くことができます。
全線開通前、横浜横須賀道路を横浜方面から南下すると、終点は佐原ICとなっていました。

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翌週の開通に備え、新しい案内標識が用意されていました。この日は佐原出口から一般道で会場の馬堀海岸ICへと向かいます。

馬堀海岸ICから会場である本線に歩いて入ります。

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会場の入口では、NEXCO東日本による高速人CARDのキャンペーンカー「高速人CAR」に再会することができました。高速人CARのオーナーはYASO氏です。

今回、開通する区間は暫定2車線となります。左側通行で歩きます。

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この日は「圏央道(阿見東IC〜稲敷IC) 稲敷ICスマイルフェスティバル」も開催されています。

春の嵐などと呼ばれる荒天で、同時に開催される予定だったウォーキングイベント「1万m プロムナード・ウォーク」は中止となり、参加する予定だった人々はこの開通記念プレイベントへ駆けつけました。

「圏央道 海老名北JCT. 29km」と書かれた横断幕が展示されています。海老名北JCTは、東名高速道路と圏央道 さがみ縦貫道路(首都圏中央連絡自動車道)を結ぶジャンクションです。

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「横々 33.5」と表示された「距離標(キロポスト標)」が設置されています。横浜横須賀道路の起点である新保土ヶ谷IC(しんほどがやインターチェンジ)から33.5kmの位置であることを示しています。

道路は、従来の舗装に比べて、路面の排水機能や騒音の低減効果を高めた「高機能舗装」になっています。

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走行による水しぶきの低減やスリップ事故の制御につながるほか、車走行の騒音を交通量が半分になったのと同じ程度まで抑えることができます。

道路から、周りの風景を眺めてみました。北には東京湾が広がり、猿島を見ることができます。

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南には京急本線が通っています。

「非常電話」が設置されていました。事故などの非常事態発生時に、利用者が高速道路の管理者に連絡できるよう、通常は1kmおき、トンネル内には200mおきに専用の電話機が設置されています。一般電話との通話はできません。

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リフト車があり、順番を待つことでリフトに乗ることが可能です。

リフト車に乗り、高いところから眺めてみます。「(絶景付き)」です。

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本線の下を京急本線が走行していました。

歩いてきた馬堀海岸IC方面を望みます。

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これから歩く佐原IC〜浦賀IC方面を望みます。

高速道路で働く車が展示されています。

■リフト車
道路に設置されている施設および道路構造物の点検や清掃などの管理で使用される車両。トンネルの壁や天井のコンクリートのひび割れを調べたり、消えたり古くなった電気の交換をします。

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■道路巡回車
日常的に道路の利用状況、ならびに道路の状況を把握するために使用される巡回専用の車両。故障している車がいないか、危険なものが道路の上に落ちていないか、昼も夜もパトロールしてまわります。

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■標識車
通行車両に工事予告や渋滞予告および前方の事故発生を知らせる標識を装備した車。

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■除雪車
積雪の多い地区で、路面に積もった雪をかきわけたり、飛ばしたりして、除雪を行う車両。除雪トラック車と呼ばれ、路面の雪を道路の左側にかきよせて、車が走れるようにします。

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先へ進みます。浦賀第二橋の手前で、会場の終点となります。

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ここでUターンをすることになります。

この先は横浜方面となります。

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「案内標識(確認標識)」が見えます。3つの案内標識が縦に並んでいるものは確認標識と呼ばれ、高速道路に入った運転手が方面および距離の確認をするためのものです。上の2枚は先にあるインターチェンジ、一番下は遠方の大都市を示します。

Uターンをして、左側通行で馬堀海岸ICへ戻ります。

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走行車両の対向車線へのはみ出し防止と、慎重な運転を促すための視覚的な注意喚起として、中央分離帯には柱状の車両分離標と縁石が設置されています。

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運転者に注意を促すため白線には凸凹がつけてあり、白線の上を通ると振動が起こります。

車両からの積荷の落下、あるいは車両からの投物などにより、下の鉄道や道路、民家へ被害を防止するために、道路の路肩側に「落下物防止柵」と呼ばれる金網が設置されています。

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高速道路から発生する音を遮断し、道路外へ伝わる音を低減するために「遮音壁」が設置されています。住居が近接している場所など、日照や圧迫感に対する配慮が必要な箇所については、光を通しやすい透明な遮音壁が設置されています。

馬堀海岸ICが見えてきました。終点が近いことを知らせるため、舗装が赤色になっています。

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国道16号に接続し、横浜横須賀道路は終点となります。

左折すると馬堀海岸、右折すると観音崎へと行くことができます。

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今回開通した佐原IC・浦賀IC・馬堀海岸ICは、横浜方面の出入口だけがあるハーフICとなります。

ここにて「横浜横須賀道路(横横道路) 全線開通記念プレイベント よこよこ★全線開通 カウントダウン」は終了となります。

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今回の開通により、横浜から三浦半島観音崎までがスピーディに直結されます。佐原ICから一般道を利用した場合、神奈川県庁〜観音崎は約53分かかっていましたが、約45分で結ばれることになります。

「交通の流れがスピーディーになる」ほか、「観光地までのアクセスがスムーズに」「交通混雑が解消・安全性が向上」「年間約55億円の経済効果」「二酸化炭素を年間約2万トン削減」「災害に強い道路ネットワークの構築」など、多くのメリットがあるとのことです。