白岡宮代線 橋梁(鋼上部工) 架設工事

NEXCO東日本

 都市計画道路白岡宮代線は、埼玉県白岡市の東西を結ぶ道路です。2023年10月の一夜間に東北自動車道を通行止めにして、白岡宮代線の橋梁架設が行われました。

 東北自動車道で分断されている白岡市の東西を新たな道路で結ぶことで、JR白岡駅と白岡市役所など公共施設群を接続する道路ネットワークを形成、交通の利便性を向上させます。

photo白岡宮代線の位置図 資料:白岡市

 東北自動車道は、10月3日21時から4日4時までの延べ7時間、通行止めになります。この日は架設と同時に、東北自動車道に架かる前原橋の撤去工事も同時に行われます。

photo白岡宮代線の橋梁架設概略図 資料:白岡市

 架設する白岡宮代線の橋桁は単純非合成7主鈑桁橋、橋長約43m、幅約15m、厚さ約2.2m、鋼重は約177tです。

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 21時30分過ぎ、高さ約83mの1,250tクレーンを使用して、橋桁の架設を開始しました。

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 幅員は車道部9m、歩道部3.5m、全幅16.8mになります。架設重量は約279tです。

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 吊り上げた橋桁の脇では位置などの調整が進みます。

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 工事箇所を一望できる東北自動車道に架かる千駄野橋は、一般の見学として開放され、多くの地元住民が工事を見守っています。

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 東北自動車道の上空で旋回し、所定の位置へ移動します。

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 23時頃、大きな動きのある作業は完了しました。

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 タイムラプス動画です。

 今後は附属物の設置や床版施工を行い、2023年度末の開通を目指します。

photo架設直後の状況 写真:NEXCO東日本

■工事の概要
 発注者:東日本高速道路株式会社
 受注者:JFEエンジニアリング株式会社