生麦ジャンクションは、横浜環状北線と首都高速神奈川1号横羽線および首都高速神奈川5号大黒線が接続する首都高速道路のジャンクションです。
2014年11月16日の夜間、生麦連絡路入口交差点を通行止めにして、橋梁架設工事が行われました。
首都高速道路の横浜環状北線は、横羽線の生麦JCT(なまむぎジャンクション)と第三京浜道路の横浜港北JCT(よこはまこうほくジャンクション)を結ぶ、約8.2kmの自動車専用道路です。
横浜市の交通ネットワークの骨格を形成する横浜環状道路の北側に位置することから「きたせん」とも呼ばれています。
2017年3月に「[K7]高速神奈川7号 横浜北線」という名称で開通します。
横浜北線の延長線上には、東名高速道路と接続する横浜環状北西線も予定されています。
工事は2014年の10月19日・10月26日・11月8日・11月15日の22:00~翌6:00に行われました。生麦連絡路入口交差点付近は通行止めとなります。
国内最大級となる1250トン吊りクローラクレーンを使って、橋梁の鋼桁が吊り上げられます。クレーンは、日通機工が所有するCC6800です。
橋桁の重量は約150トンあります。
11月15日は首都高速神奈川1号横羽線も通行止めとなりました。
生麦連絡路入口交差点のほぼ真上に、架設される一部の鋼桁が設置されました。
横浜環状北線と首都高速神奈川5号大黒線がつながっていきます。
横浜環状北線と首都高速神奈川1号横羽線がつながっていきます。
今後は、「首都高講座 48限目:生麦ジャンクションの高架橋に昇って横浜環状北線を学ぼう!」での箇所とつながります。
横浜環状北線の開通により、新横浜と羽田空港との移動は10分短縮の約30分、新横浜と鶴見との移動は15分短縮の約15分となります。広域的な交通利便性が向上、新横浜都心・京浜臨海部などの活性化、生活環境の改善など、さまざまな効果が見込まれています。
公式:ほくせいせん・きたせん