有明水再生センター

有明水再生センターは、臨海副都心とその周辺地域の汚水を再生させる、東京都下水道局の処理施設。
「有明水再生センター」における、汚水の処理に関する流れを見学しました。
photo


集められた汚水をきれいにして、河川や海に流したり、再利用したりするための施設が「水再生センター」です。以前は、「下水処理場」と呼ばれていました。東京23区には13カ所の水再生センターがあります。

大きな地図で見る
有明水再生センターは1995年(平成7年)に運転を開始、約46,600平方メートルの敷地で、一日約30,000立方メートルの汚水を再生します。
汚水の再生に関する概略の説明を受け、施設全体をコントロールする中央監視室をまわります。
photo photo photo photo photo下水道を流れてきた汚水は、管理棟の地下にある調圧水槽で圧力が調整された後、沈砂池をゆっくりと流れて大きなゴミが取り除かれます。
有明テニスの森公園の地下にある施設へ流れ、「第一沈殿池」で、細かい汚れをゆっくり時間をかけて沈殿させます。
汚水は「生物反応槽」へ移動、微生物と空気とによって汚れが分解されます。
photo photo photo photo photo細かい汚れは微生物に付着し、固まりとして沈みます。
微生物は、約50種類、種類によって10個から40個ならぶと1ミリメートルになる程度の小ささです。
汚水は「第二沈殿池」へと送られ、ゆっくりと流すことによって微生物の固まりを底に沈めます。
photo photo photo photo photo上澄みのきれいな水を取り出して、高度処理棟へ送ります。
第二沈殿池から送られてきた水は二次処理水と呼ばれ、一部を塩素滅菌して東京湾へ放流、一部は「生物膜ろ過」がなされてさらにきれいな水へと再生されます。
photoオゾンを接触させる「オゾン接触槽」を通過することにより安定した水質を確保。住宅やオフィスビルのトイレの水、ゆりかもめ車両基地での洗浄など、幅広く利用されています。
汚水は、さまざまな行程を経て、きれいな水へと再生されています。
行程で出る汚泥は、水分の取り除いて焼却。灰は建築資材としてリサイクルされているとのことです。
気にもとめずに利用している下水に関して、考え直すよいきっかけになったと強く感じています。