下水道 第二戸山幹線その7工事 現場見学会

第二戸山幹線は、新宿区の一部の汚水・雨水を収容するために整備されている下水道です。
2015年(平成27年)6月27日、浸水対策強化月間として、新宿区の戸山地区で「下水道 第二戸山幹線その7工事 現場見学会」が行われました。

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東京都新宿区の新宿二、五、六、七丁目、戸山二丁目では、大雨や台風による「浸水被害の軽減」を目的として、現状ある戸山幹線より深い位置に、新しく大きな下水道管がつくられています。
大久保通りに面した戸山公園の一角には、工事の拠点となる防音ハウスが設置されています。

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大雨の際に雨水を下水道へ流すことで、浸水被害を防ぎます。
壁面には、工事についてのパネルが掲示されています。

防音ハウスで、工事の概要が説明されます。

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戸山公園から新宿文化センターまで約700メートルを掘り進めて下水管をつくり、前回の工事ですでに完成している下水管と地中で接合します。工事は2014年(平成26年)4月から2017年(平成29年)3月まで予定されています。

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工事は、以下の流れで行われます。
発進立穴構造:掘削機械を投入するための立て穴を掘る
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トンネル工事:地中を掘り進めて下水管を構築する
   ↓
取込管・マンホール設置:雨水・汚水の取り込み管を設置する
   ↓
公園・舗装復旧:公園・歩道などの復旧作業を行う
発進立穴構造は、2015年(平成27年)3月に完了しています。

トンネルは、シールド機(シールドマシン)と呼ばれる円筒形の機械で掘り進められます。前面についた回転するカッターで地中を掘り進めながら、同時に、壁となるセグメントを組み立てます。

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セグメントが円筒形に組み立てられることで、内径2.4メートルの下水管が完成します。

天井には、セグメントを地下へ降ろすためのクレーンが設置されています。

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シールド機が運び込まれた発進立穴は、幅が約14メートル×約6メートル、深さは約20メートルあります。今後は、セグメントを搬入し、掘り進めた際に出る土が搬出されます。

地上と地下を結ぶ階段が設置されています。

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階段で、シールド機がある地下へと移動します。

地下に到着しました。南側にはこれから稼動するシールド機があり、北側にはすでに使われている下水管が通っています。

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第二戸山幹線が完成した際には、北側の下水管と接続されます。

見上げると、防音ハウスの天井を見ることができます。

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南側には、シールド機が稼動に備えて準備されています。

シールド機による掘進は、2016年(平成27年)の7月から12月まで予定されています。

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掘り進めたシールド機は、新宿文化センターの地下で、前回の工事で設置済みのトンネルと地中で接合する予定になっています。

ここにて「下水道 第二戸山幹線その7工事 現場見学会」は終了となります。

第二戸山幹線が完成すると、周辺地域における大雨や台風による浸水被害が軽減することになります。

公式:東京都下水道局