圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は、首都圏中心部から半径約40km〜60kmの位置に環状として計画されている、延長約300kmの高速道路です。
2015年3月29日、圏央道の一部となる神崎IC~大栄JCTの開通に先立ち、下総ICで「圏央道(神崎IC~大栄JCT) 神崎・大栄間スカイウォーク」が行われました。
千葉県を通る圏央道の、神崎IC(こうざきインターチェンジ)~下総IC(しもふさインターチェンジ)~大栄JCT(たいえいジャンクション)の延長約10kmが、2015年5月までに開通します。
イベントは8時30分から13時まで、ウォーキングの受付は10時から11時30分までとなっています。
会場となる下総ICへ向かいます。
受付ではイベントのリーフレットが配布されています。
会場には、ステージや物産展の模擬店が準備されています。
会場案内図が設置されています。
9時30分、スカイウォークセレモニーが開式します。
成田市と神崎町によるフラッグ交換式が行われます。成田市観光キャラクター「うなりくん」と神崎町PRマスコットキャラクター「なんじゃもん」も並びます。
元陸上競技選手の千葉真子さんによる宣誓式が行われます。
「みんなでカウントダウン」を合図として、スカイウォークのウォーキングがスタートします。ウォーキングは、下総ICから神崎ICへ向かう2kmと5kmの2つのコースが用意されています。
会場では「はたらく車等 展示・体験」が行われています。高所作業車で高所を体験することができます。
NEXCO東日本のパトロールカーが展示され、乗車することができます。
高所作業車に乗り、約7m上部から見てみます。圏央道の本線、神崎IC方面です。
圏央道の本線、大栄JCT方面です。
車の流れに沿って、圏央道の内回りを、大栄JCTから神崎ICへ向かいます。直進すると圏央道の本線、左方向へ進むと下総ICの出口です。
下総ICの出口へ進みます。圏央道から下総ICの出口へ向かう、内回りと外回りの合流箇所です。
下総ICの出口です。「87」とは、圏央道のIC番号です。
料金所には、現金やクレジットカードに対応した精算機が設置されています。
折り返して、下総ICの入口へ進みます。
料金所を通ると、圏央道への分流箇所があります。右方向は東関東自動車道の大栄JCT方面・成田方面、左方向は常磐自動車道の神崎IC・つくばJCT方面です。
神崎IC方面への連絡路を進みます。
圏央道の内回りと下総ICの合流箇所です。
ウォーキングのスタート地点を過ぎて、圏央道の内回りを神崎IC方面へ進みます。
片側2車線です。外回りは区画線となる白線が引かれています。
神崎ICまで3km、稲敷東ICまで7km、つくばまで41kmの地点です。
300m先で二方向交通となる警戒標識があります。
ウォーキングの折り返し地点です。折り返すことで、2km歩くことになります。
内回りと外回りの分離は今後、行われます。
神崎ICまで2kmの地点です。
下りの勾配があり、先には神崎ICを見ることができます。
道路の舗装は今後、行われます。
橋梁は設置が完了しています。
神崎ICまで1kmの地点です。
県道63号線とJR成田線を越える高架部となります。空を歩く感じが、イベントにスカイウォークと名付けられている所以です。
ウォーキングの折り返し地点です。折り返すことで、5km歩くことになります。
先には、神崎ICがあります。1年前の2014年3月29日、「圏央道(稲敷IC~神崎IC) 稲敷東ICいーなフェスティバル~絆/圏央道・TONEGAWAウォーキング」が行われました。
折り返して、圏央道の外回りを下総IC・大栄JCT方面へ進みます。
進むにつれて、整備が進んでいます。
事故など非常事態発生時に利用する非常電話です。約1kmおきに設置されます。
故障車・緊急車両・道路管理車両などが停車する非常駐車帯です。約500mおきに設置されます。
下総ICまで1kmの地点です。
片側2車線です。中央には外回りと内回りが分離されています。
下総ICまで500mの地点です。
下総ICの出口です。ウォーキングのゴールでは、完歩したことを証明する完歩証を受け取ることができます。
直進すると圏央道の本線、左方向へ進むと下総ICの出口です。
先には、東関東自動車道の大栄JCTがあります。
「地域の未来へのひとことメッセージ」のボードには、千葉県や圏央道の未来に期待するメッセージが多く寄せられています。
ここにて「圏央道(神崎IC~大栄JCT) 神崎・大栄間スカイウォーク」は終了となります。この日は、約3,600人がウォーキングを楽しみました。
今回の開通により、広域ネットワークの形成、災害時の道路ネットワークの強化、観光の支援、医療圏域の拡大など、さまざまな効果が見込まれています。