PASAR(パサール)は、NEXCO東日本におけるSA・PAにつくられる商業施設です。
「PASAR幕張(パサール幕張) 上り線 内覧会」が行われました。
京葉道路の幕張PA(まくはりパーキングエリア)は、一日に約10万台もの車が利用する武石ICと幕張ICの間に位置しています。
混雑の解消を目的として、駐車場やトイレを拡張、同時にパーキングエリアに新しい商業施設「PASAR幕張(パサール幕張)」がオープンしました。
第1号店として2008年3月20日に行われた「PASAR幕張(パサール幕張) 下り線 オープニングイベント」に続き、上り線では内覧会を訪れます。
受付を済ませ、駐車場とは反対側の入口から入ります。
今回、オープンしたPASAR幕張の上り線は、駐車場208台、トイレ男性25女性37と、改築の前と比べると約2倍に拡張されました。商業施設においては2000平方m、約6倍に拡張されています。
11時15分よりレセプションが始まりました。
千葉工事事務所所長による幕張PA改装事業概要説明、パサール幕張館長による商業施設概要説明と続きます。
PASAR幕張の上り線は、中央のプラザ(広場)を囲むようにショップが配置されています。
施設を回遊する動線と、プラザを囲むショップを公園通りの館に見立てて、滞留性を高めています。
入口の近くには、巨大な交通情報案内板が設置されています。
見やすくまとめられています。
11時30分より13時30分まで、ショップでは試食が準備されます。どのようなショップがあるのか、施設を一周してみることにしました。
フードコート「風土FOODS幕張」は、5つの店舗で構成されています。
■九十九里 片貝波乗り食堂
海鮮丼・天丼・定食・そば・うどん・屋台焼の店舗です。
■下総醤油らーめん 宝醤軒
こだわり醤油ラーメンの店舗です。
■手打ちかつ 山武源
とんかつ・かつ丼の店舗です。
■M’s RouteCafe
ピーナッツクレープ・ソフトクリーム・スナックの店舗です。
■Farmer’s Grill
オムライス・鉄板焼・カレーの店舗です。
「デミ玉ハンバーグ定食」をつくっていただきました。
地場の新鮮玉子を使ったふんわりとろとろの半熟オムライスが自慢のお店です。
フードコートのエリアを出ます。
■磯旨や(いそうまや)
揚げかまぼこ・おでんのお店。銚子に育み親しまれた老舗の店舗です。
■マジックアイス
空気を含んだ新感覚のアイスクリームの店舗です。
■旬撰倶楽部
醤油関連商品・落花生関連商品・観光土産・雑貨の店舗が集まっています。
「千葉気分」のコンセプトのもと、千葉県産・地産地消にこだわったショッピングゾーンとなっています。
旬撰倶楽部にパスタ系惣菜・弁当「今日和(こんにちわ)」が入っています。
■AEN TABLE
旬菜ビュッフェレストランです。東京自由が丘で生まれた、四季の旬菜料理AEN(あえん)が、千葉県に初進出しました。
■マクドナルド
ハンバーガーの店舗です。プレミアムローストコーヒーや、Mc Bakery(マックベーカリー)と呼ばれる焼きたてのメロンパン・シュガークロワッサン・チョコデニッシュがおすすめです。
■Seiyo-Kan
リラクゼーションを楽しむことができます。
施設の一角では「幕張PAの特徴」として、駐車場における舗装についての説明がされていました。
雨の日でも水膜や水たまりがほとんどできない「高機能舗装」や、大型車駐車場において耐久性を向上させた「半たわみ舗装」など、舗装が工夫されています。
ここにて「PASAR幕張(パサール幕張) 上り線 内覧会」は終了となります。
PASARとは、パーキングエリアの「PA」、サービスエリアの「SA」、リラクゼーションの「R」の、それぞれの頭文字を組み合わせたものです。インドネシア語で「市場」、スペイン語で「立ち寄る」「(時を)過ごす」を意味します。
PASAR幕張の上り線は、それぞれのシーンで楽しむことのできる空間で、「あんしん」と「かんどう」を味わうことのできる施設であることがコンセプトになっています。
高速道路での旅の途中、気軽に立ち寄ることのできる楽しい場所が、今後も次々に増えることを期待しています。