横浜環状北西線 建設現場見学会

横浜環状北西線は、東名高速道路と第三京浜道路を結ぶ自動車専用道路です。
2018年7月31日、横浜青葉IC付近で「横浜環状北西線 建設現場見学会」が行われました。

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事前に応募した約200名から選ばれた参加者は、当日10時、横浜青葉ICにほど近い横浜環状北西線PRルームに集合しました。

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PRルームには、工事に関連する模型やパネルが掲示されています。横浜環状北西線の概要説明を受けます。

横浜市と首都高速道路会社は、東名高速道路の横浜青葉IC(よこはまあおばインターチェンジ)と第三京浜道路の港北IC(こうほくインターチェンジ)を結ぶ、横浜環状北西線の建設を進めています。

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横浜環状北西線は延長約7.1kmのうち、約4.1kmをトンネル構造とし、横浜青葉IC・JCTと港北IC・JCTに出入口を設置します。また、トンネルの両坑口付近に1か所ずつ換気所を設置する予定です。
開通すると、東名高速道路と横浜港の所要時間が約40分〜約60分から約20分に短縮することが期待できます。

参加者は2つの班に分かれて、見学箇所を巡ります。まずは、用意されたバスで見学の1か所目となる青葉区下谷本(しもやもと)地区へ移動します。

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完成イメージでは、星印の位置に来ました。

下谷本地区における、2018年6月現在の工事の進捗状況です。
東名高速道路と横浜環状北西線が接続する横浜青葉IC・JCTの整備が進みます。高架部を首都高が施工、高架部の一部と、高架部とトンネル部をつなぐ土工部を横浜市が施工します。

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横浜市施工区間の橋梁工事では、上部工の架設工事が完了し、壁高欄の施工を進めています。

第三京浜道路の港北ICを背にして、東名高速道路の横浜青葉IC方面を眺めます。

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壁面が白色の東名高速道路上部を、横浜環状北西線と国道246号線を結ぶランプがまたぎます。

東名高速道路の横浜青葉ICを背にして、第三京浜道路の港北IC方面を眺めてみます。

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2017年10月12日の、ほぼ同じ箇所です。約9ヶ月の間に上部工の架設工事が進みました。

仮設階段を上り、橋梁の上部へ移動します。

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先は、東名高速道路の横浜青葉IC方面です。左側は横浜環状北西線の港北IC方面から東名高速道路へ移動するランプ、右側は横浜環状北西線と国道246号線を結ぶランプです。

反対側を見てみます。先は、第三京浜道路の港北IC方面です。

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高架部を抜けた土工部に、横方向へ連なる白色の基礎があります。横浜環状北西線の料金所を7レーン新設する予定の箇所です。その先はトンネル部となります。

橋梁の施工手順を、過去の写真を交えて大まかに見てみます。
橋脚の上に、主桁を載せます。主桁は工場で製作された後、トレーラーを使って分割し輸送、継ぎ目を高力ボルトで固定して1本につなげます。

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DSCF3192 横浜環状北西線 建設現場見学会出所:横浜市道路局

主桁の上部に、プレキャストPC床版を並べるようにして架設します。

1枚の床版につきアンカーバーと呼ばれる巨大な杭を6箇所打って、主桁と固定しています。

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床版同士はループ継手で接合します。床版を横方向から見ると、接合箇所を確認できます。

横浜環状北西線と国道246号線を結ぶランプは、床版の架設を終えたところです。この後、コンクリート打設へと進みます。

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横浜環状北西線から東名高速道路へ移動するランプは、床版を架設し、コンクリート打設が完了しています。コンクリートの上部を舗装することで、道路になります。

バスでPRルームへ戻ります。次に、見学の2か所目となる緑区北⼋朔(きたはっさく)地区へ徒歩で移動します。
シールド機と呼ばれる筒型の掘削機が発進した、発進たて坑があります。写真では、シールド機が発進たて坑から手前に向かってトンネルを掘り進めています。

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第三京浜道路の港北IC・JCT側から東名高速道路の横浜青葉IC・JCT側へ向かう青葉行きのトンネルは横浜市が、東名高速道路の横浜青葉IC・JCT側から第三京浜道路の港北IC・JCT側へ向かう港北行きのトンネルは首都高速道路が、それぞれ工事を発注しています。

シールド機は、前面についた回転するカッターで地中を掘り進めながら、同時に、壁となるセグメントを組み立てます。
使用するシールド機は直径約12.6m、全長約13m、重量約1,800tです。

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港北行きは2017年3月、青葉行きは2017年5月に、それぞれのシールマシンが発進たて坑から発進しました。2018年8月6日現在、トンネル延長3890mのうち、港北行きのシールド機は約3800m、青葉行きのシールド機は約3400m掘進しています。2018年内には、両シールド機の掘削が完了する予定です。

発進たて坑の下へと階段で移動します。発進たて坑は材料の搬入や土砂の搬出に利用されています。

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第三京浜道路の港北IC・JCT側から東名高速道路の横浜青葉IC・JCT側へ向かうときに通行するトンネル、青葉行きのシールドトンネルです。

発進たて坑とシールド機を行き来して資材を運ぶ輸送車両は、前後に運転席があるため、トンネル内でUターンする必要がありません。また、トンネルで2台がすれ違うことのできる車幅となっています。

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セグメント組み立て装置(エレクター)で組み立てるセグメントが積まれていました。セグメントの1ピースは幅約2.0m、厚さ約0.45m、重さ約10tあり、複数のセグメントをつなぎ合わせることでトンネルのリングになります。

シールドトンネルの内径は11.5mで、完成すると2車線道路となります。

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壁面には、発進たて坑からのリング数が掲示されています。

トンネルの3分の1くらいの高さに、道路の床となる床版と呼ばれる部材が敷かれます。

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床版の上は通常時に車両が走行する車道部となり、下は緊急時に避難者が避難する道路下空間(避難通路)となります。

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横浜環状北西線では、車道部と道路下空間をつなぐ施設として、すべり台式非常口を設置します。非常の際には、すべり台式非常口で道路の下にある避難通路へ移動して、地上出口まで避難します。すべり台式非常口が設置される箇所は、床版を載せる側壁に空間が確保されています。

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床版の下を通る避難通路から見た、これからすべり台が設置される箇所です。

泡消火栓、消火器、給水栓などの設備は、約50m間隔で設置されます。

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トンネルの上部に鶴見川が流れる箇所を示しています。

車道となる床版の上部を進み、昇降階段で床版の下部へ降ります。

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避難通路の床版の下へ移動しました。

床版の上部です。これからコンクリートを敷き、舗装します。

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床版の下部です。避難通路があり、壁面にはケーブルが設置される予定です。

折り返し、避難通路を通って発進たて坑へ戻ります。

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先ほど見た資材を運ぶ輸送車両は避難通路を通り、シールマシンへセグメントなどの資材を輸送します。

夏休みということで、PRルームでは子供たちが楽しめるスタンプなども用意されていました。

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「横浜環状北西線 建設現場見学会」はここまでとなります。

■工事の概要
●青葉区下谷本地区(横浜市発注箇所)
工事名:高速横浜環状北西線(下谷本地区)街路整備工事(橋梁上部工)(その2)
工事費:約44億円(税込み)
発注者:横浜市道路局
施工者:宮地エンジニアリング・古河産機システムズJV
●緑区北⼋朔地区(横浜市発注箇所)
工事名:高速横浜環状北西線シールドトンネル建設工事
工事費:約411億円(税込み)
発注者:横浜市道路局
施工者:安藤ハザマ・岩田地崎・土志田・宮本土木建設共同企業体

公式:横浜環状北西線